ご報告が遅くなりましたが、33週5日目に破水して2日後の34週0日目に無事男の子を出産しました。


体重は2262グラムと小さく週数が浅いため、通常お腹にいる37週まではNICUに入院する予定です。

破水した原因は、はっきりしないということですが、破水する数時間前のモニター検査でかなり頻回にお腹が張っていました。


この日は、日曜日で主治医が休みだったので、当直の先生が点滴を上げるかどうか迷っていましたが、小児科の先生に相談したところ、もうこの週数ならいつ生まれても大丈夫なので、お母さんの体力を考えて現状維持でいきましょうということになりました。


一日でも長くお腹に入れておいてあげたいと思いましたが、正直私も限界だったので、この言葉を聞いて赤ちゃんが出てきてくれたのかなぁとも思いました。


破水後、ウテメリン+マグセントのお腹の張りを抑える点滴から、抗生剤の点滴に切り替え、自然に陣痛が起きるのを待ちましたが、その日は多少の張替えしはあるものの強い陣痛はきませんでした。


翌日、錠剤の陣痛促進剤を1時間おきに6錠飲みましたが、やはり強い陣痛は起きず、先生は今日は陣痛は起きないと思うから、明日仕切り直して点滴の陣痛促進剤を追加して、ダメなら帝王切開にしましょうということになりました。


旦那さんもずっと付き添ってくれていましたが、夜の9時頃いったん帰ってもらいました。


ところが、夜10時頃から徐々にお腹の痛みが強くなり、助産師さんに診察してもらったところ、夕方2cmくらいしか開いていなかった子宮口が4cmくらい開いているということでした。


通常、様子を見るレベルなのだそうですが、私の場合は子宮頚管も短いし、赤ちゃんも小さいので陣痛がきたら生まれるのは早いだろうということで、11時頃分娩室に移動しました。


旦那さんも帰ったと思ったら、再び病院に呼び戻され、立会いは怖いからヤダと言っていたのに、分娩室でもずっと付き添っていてくれました。



その後、赤ちゃんの頭が見えるくらいまで降りてきてはくれましたが、やはり自然の陣痛でないため、長く強い陣痛が続かず、点滴の陣痛促進剤を追加し、日付が替わって朝方4時30分頃、元気な産声を上げた赤ちゃんにようやく会うことができました。


生まれてすぐに、胸の上に赤ちゃんを乗せてくれましたが、暖かくて柔らかい感触を味わったとき、ただただ感動と喜びで涙が止まりませんでした。


その後、助産師さんが旦那さんにも赤ちゃんを抱っこさせてくれましたが、旦那さんもちょっと涙ぐんでいました。


子宮頸がん、不妊治療、切迫早産と、思い返すと不安で困難な妊娠、出産でしたが、これが私の通るべき道のりであったのだと思います。


今は一番近くで見守ってくれた旦那さん、先生、看護師さん、そしてこのブログを通して知り合ったブロ友さんすべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。


私は、すでに退院し毎日面会に通っていますが、赤ちゃんの経過は順調で、保育器からも出て、口からミルクも飲めるようになりました。

退院の日も近いので、遅ればせながら赤ちゃんを家に迎えるための準備をしています。


今後このブログについては、元々マメでなくたぶん育児で精一杯になると思うのでなかなか更新できないと思いますが、皆さんのブログには引き続き遊びにいかせていただきます。



どうか皆さまにの元に幸せが訪れますように。



クローバー


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