「クラシックロック」と呼ばれるジャンル、つまり60年代~80年代中期あたりまでの音楽を愛する人ならば、必ずお気に入りのギタリストがいるはず。なぜなら、その時代のバンドサウンドの殆どがギターを中心としているからね。

かつて三大ギタリストと呼ばれたジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、あるいはジミヘン。エディ・ヴァン・ヘイレン、ジョニー・ウィンター、リッチー・ブラックモア。ブルース寄りでレイボーン、BBキング・・・、名前を挙げればキリがない。

俺のお気に入りはポール・コゾフ。「フリー」ってバンドのギタリスト。
速弾きなんかしないよ。運指が速ければ、音数が多ければいいってもんじゃない。
下手ウマって言うのかな。レスポール一本でかき鳴らす粗いバッキングがカッコイイんだよ。
で、ビブラートが上手い。音に魂を込めているのが伝わるでしょ?



俺に必要なのは友達なんだ

救いの手を差し伸べてくれる誰か

不安な夜に俺を抱きしめて

大丈夫だよ、って言ってくれる人


分かるだろ、俺も不安なんだ

ものすごく、ね

差し出すよ、俺の持っている全てを

信じてくれる相手のためならば

ただそうしてくれるだけで

俺は平静さを取り戻せるんだ


ベイビー、ベイビー、友達になってくれ

ベイビー、ベイビー、友達になってくれ

そして君を愛するだろう、ずっとずっと長い間


風の強い日も、雨降る夜も

俺は秋葉原へ通ったんだ

三十回近くも、君に会うだけのために

それだけ顔を合わせれば分かるだろう

俺が良識的な大人だってことが


春が来て、やがて夏になり、こうして秋を迎えて

ようやく君はフリーになった

メル友でも、ピグ友でも、形式はなんだって構わない

繋がろうぜ、俺と

きっと何か面白いことが待っているはずだから


ベイビー、ベイビー、友達になってくれ

ベイビー、ベイビー、友達になってくれ

そして君を愛するだろう、ずっとずっと長い間


(後半の歌詞は原曲にはありません)