ジョー・サンプルの死をネットの記事で知った。ご存知ない方のために説明するとクルセイダーズという70年代を中心に活躍したフュージョンバンドのキーボーディスト。

この「ラプソディー・アンド・ブルース」は1980年発表で実に聴きやすく、また完成度の高いアルバム。ラストの「スィート・ジェントル・ラブ」まで全曲いいんだけど、特にオープニングの「ソウル・シャドウズ」に漂う「クールな大人の雰囲気」にまだ学ラン着ていた小僧は憧れたものでございます。




San Fransisco morning coming clear and cold

なんちってカッコイイよね。トレンチコートとか、着てそうだよね。このバージョンはせっかくのジョー・サンプルのソロがカットされちゃっていて残念。
で、バンドもさることながら、この歌声に魅せられてビル・ウィザーズへも傾倒したよ。

彼のソロやコラボも含めて一番の代表作はやはり「Just The Two Of Us」になるんだろうけど、渋いって意味では前者が上だろう。



どちらの曲も、これからの季節にピッタリだ。


プライマルスクリームのギターも死んじゃったし、俺の愛した音楽を作った人たちが一人、また一人とこの世を去っていく。

ま、しょうがねえな、こればっかりは。

誰もが死ぬんだよ、いつかはね。