生まれながらにホルモンの病気で身体の生育が促されず、それに伴って男性であるにも関わらず変声期を迎えなかったことから「天使の声」と称される彼のボーカルスタイルが出来上がる。

先月、亡くなっていたんだね。兵庫の温泉議員の号泣会見を再三取り上げるくらいなら、この人の歌声を一曲でもお茶の間に流していただきたいもんだ。

ジョン・レノンの「ジェラス・ガイ」。初めてこのカバーを聴いた時は衝撃的だったよ。



一昨日、娘から勉強をみて欲しいと連絡が入った。しょうがないから残業後、急いで帰宅してすぐに眠り、早めに起きて元嫁宅へ。2時間くらい英語の試験範囲部分を教えてあげた。教材の中身は「サウンド・オブ・ミュージック」。1965年、人気絶頂のビートルズを抑えてビルボード1位に輝いたアルバムはもちろん持っている。

教材の中には「エーデルワイス」の歌詞が挿入されていた。あの娘が話していたのと同じ英語の教科書なのだろうか。





「お前、この曲知ってる?」と娘に聞くと「知らない」という。
「ちょっと待ってろ」と部屋を飛び出すと車へと戻り、CDを一枚取ってきた。「おやすみのうた」に入っているエーデルワイスを聴かせる。

「歌うぞ」と言って教科書の歌詞を指でなぞりながら、CDに合わせて父娘でエーデルワイスを歌う。俺の授業はこういう導入から始める。

それから仕事へと出かけ、一夜明けた帰り道、久しぶりに心療内科へ寄ってみる。で、いつものろれつの回らない怪しい医師ではなく女の先生から日常を根掘り葉掘り聞かれる。先生、俺に気があるのか?最後にクリニックを訪れたのが3月なので4か月ぶりらしい。そんなに間が開いていたとは、まるで気づかなかった。

で、抗不安薬と睡眠薬を処方してもらったのだが、今朝、初めて新しく出してもらった睡眠薬を飲んでみた。この紫のパッケージのヤツは効くな。

予告どおり、明日は顔を出しますよ。