「隊長、ブログをサボっていると大変なことになりますね」

「おう、見くびっていたな。今、このブログは何位だ?」

「ノンフィクション部門で392人中269位です」

「昨日のPV(ページビュー)はいくつだ?」

「たったの12回です」

「見事に地に落ちたな。ま、いいけどさ」

「毎日書いても、大して伸びませんでしたしね」

「結局さぁ、どんだけお知り合いが居るかって話だろ?」

「そうですね」

「クソみたいな内容のものに、もの凄い数の『いいね!』がついてたりするしな」

「目を通してみれば、ただの商品紹介みたいなのも多いし。ああいうの、何なんでしょうね」

「アフェリエイトってヤツか?あんなもん、いくら頑張っても収入はせいぜい数千円らしいぞ」

「まったく海千山千ばかりですね、アメブロって」

「そうだな。もちろん、中には好意的な人も居るけどな」

「もう順位なんか気にしないで行きましょうよ」

「おう。最初っから気にしてねえよ」

「以前、バストアップとか叫んでたじゃないですか」

「うるせえよ。あれは魔が差しただけだ」

「ところで、先週末はお店に行きませんでしたね」

「行かなかったんじゃなくて、行けなかったの」

「会社の飲み会とかありましたしね」

「それにお前、土曜の夕方になってから『今日はいます』って言われてもさぁ」

「無理っすよね、それ」

「せめて前日くらいには、お知らせしてもらわないとな」

「そうですね。読んでたら、是非よろしくお願いしますね」

「ところでさぁ、『ロックな日々』ってジャンルがあるんだよ」

「え、アメブロにですか?」

「うん。でね、そこは参加人数0人なんだよ」

「ってことは?」

「1位、取れるぞ」

「めちゃめちゃ順位にこだわってるじゃないですか、隊長・・・」