前ビとトンファー事故狙い

前ビとトンファー事故狙い

前ビもトンファーも出ません。投げっぱなしジャーマン的日記。ためになりません。

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私にはあまりTVを見る習慣がない。実家にいる時も自室のパソコンのモニタにゲームを出力していたし、時々意識的に執り行う居間でTVをじっと見続ける儀式の時も、ずっと同じ内容の繰り返しにしか思えなくてつまらなかった。
一人暮らしを始める際、信用できる友人から「いいか?これだけは信じろ。一人暮らしをするならマジでデカいTVを買え」と言われたのをキッカケに確か49インチのTVを買った。六畳一間の部屋には邪魔くさくて仕方がなく、画面との距離も近すぎるので部屋の角に置いての対角線上に見る様にしてみたりもしたが、それはそれで全然しっくりこず、結局友人が来た時にパズドラのガチャを画面に映して盛り上がるだけの道具になっていた。
そんなTV番組にあんまり縁がない私がダントツに好きな番組がある。数年前までやっていたNHKのタイムスクープハンターだ。
要潤が主役を務め、タイムマシンを使ったジャーナリストとして過去のいろんな時代の世俗風習を現地リポートする、という体の内容だが、これがとてもしっくりくる。
普通、歴史物の話は武将などの有名人を取り上げる事が多いのだが、この番組は所謂一般人にフューチャーした内容なのだ。
最近見たのは、戦国時代に城攻めされてしまい、2人の侍女と1人のお供だけをつれて、自らの郷里にまで逃げる奥方の話であった。
まあ結局無事に逃げおおせるわけだが、山賊や野武士との戦闘がとにかく怖い。
しかも一回は侍女がぼやっとしているうちに奥方が野武士に連れ去られもしてとにかくゾワゾワする。
飛行機の機内でもっぱら見るのだが、思わず「何をやっとるか!」と侍女を叱りつけたい気分になった。
まあ火縄銃をばかすか撃ちながら、3分くらいで取り戻していたので手荒な事もされてない様で安心したが、あの時は本当にヤバいなと思った。
閑話休題。
とにかくこのタイムスクープハンターというのは、名もなき一般の人たちが、どういう風に生きて、何を大事にしていたのかということがすごくわかりやすく描かれていて、歳をとってからというもの物語の主人公に全く感情移入できずに、十把一絡げに死んでいく脇役の皆さんばかりにシンパシーを感じるようになった私としては、実に見やすい番組なのである。
これを読んだみなさんも、スターフライヤーに搭乗の際は是非鑑賞をオススメします。

ほらみろ新橋いきたかったのに秋葉にきちまった。どうなっとん東京