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私は元看護師で医療機関、介護施設、訪問看護などの看護師の出来る事業所を周った冒険家です。

 

医療機関には長く務めた事業所もあるが方向性や賃金、ハラスメントで短期で離職した事業所もある。

 

一般人だから生活するには働かなくてはならず条件の合う事業所を転々としていた。その頃は年齢との付き合いがあり自分のやれる仕事が必然的に絞られていた。

 

そんな中、介護保険がはじまり、個人事業主も増加にあり働く場所にはあまり困らなかった。

 

が、介護施設で就業している時、夜勤帯になるとオンコール体制になる事業所があった。

夜勤者はいるものの看護師ではない。

嫌な予感。

 

日勤を終え帰宅するが帰り道の途中で2件のコール、自宅について入浴中や食事中の5件のコール。

全て対応して現場に行くほどではなく就寝。

2時にコール・・・・。

「なんなん」寝かせてもくれない。

事例により施設に行くことに。発熱していてどうしたら良いか?とのこと。

冷やせや・・・と心に思いつつ緊急のクーリングと指示をして帰宅。「あー寝たい、明日は朝一でクリニック同行か、家族にも連絡してと」

予定をたてて帰宅する。

朝になり出勤の途中コール。発熱した利用者の熱の報告。

「今、行くがな。その報告必要か?」

 

まさにオンコール地獄。もちろん就業規則にはオンコール時間外は無給。

 

6年耐えて離職、疲労感と病いを残した地獄でした。

 

オンコールが必要であることは理解できる。後々の言い訳になるから。所詮責任逃れ。

受け側は地獄以外何物でもなく、体制を考えてほしいものだ。オンコール賃金の有無は確認すべきです。

労働なのだから。