こんばんは。


めっちゃ疲れましたよ、今日は。


外資系で仕事をしてるとよく耳にする言葉に、Do the right things とか Do no evil なんて言い方がありますが、正しいことをしましょうって意味ですね。

じゃ、正しいことってなんですかねー?


これって2つの意味合いがあって、片方か両方同時かはコンテキストで決まってきます。

1つ目は、不正をしないとか人が嫌がることをしないという意味ですね。2つ目は顧客から見て適切なことをしようという意味です。


金さえ儲けりゃいいっていう考え方は外資系企業では全く通じないです。特にエンタープライズレベルだと全く通じないです。清濁併せ呑むみたいな感覚が全く通じないのです。

例えば定期的な売り上げを確保するために、受注の一部を翌年度に繰越して処理するみたいな操作はご法度になってます。


私企業であっても利益供与したり、トンネル契約をして中抜きみたいなことをしたら、如何なる理由があっても原則解雇になるところがほとんどです。


ビジネスではコンプライアンスを実践するだけでなく、更に高いマインドセットやスタンダードを持つことが要求されます。


言い換えれば高潔であることが求められます。


そんなことをやってたら会社のビジネスが動かないとか、売り上げが立たないなんて思う方がいるかもしれませんが、不正までしてビジネスを遂行して法的問題が生じた場合、利益没収のリスクやその処理費用のような本来必要ない費用負担や損害の発生するだけでなく、企業の信用すなわちはブランドにも大きな影響があるのです。


前回は大切なこととして、心の持ち方をお伝えしましたが、今回はより分かりやすい行動を取り上げてみました。