こんにちは。
年度末が終わって、前年の評価と昇給、インセンティブの情報が上司からきました。
なんと、昇給もインセンティブボーナスもありました。
昇給は並みの1.5%で、インセンティブはかなり高い6%ですね。
年俸制で営業部門ではないので、だいたい上から25%から33%くらいのポジションにいてこの評価です。
外資っていうと、何かあればすぐクビみたいな話とか、昇給やインセンティブが2年ないとクビとかいろんな都市伝説がありますが、今は給与ベースので転職活性度が高く、どこも人の流出に細心の注意を払ってる傾向があるようですね。
ピーターの法則では、昇給で能力上昇が飽和した人はそのポジションに落ち着き、何も能力がない人は相応のポジションになるということですが、基礎力がきちんとあって、仕事を期待以上にできる人はポジションは同じでも給与はタイトルの制限範囲内で上がっていきます。
私の場合、今やってるメインの業務はトップレベルの能力があるので、その他でどう貢献するかというのがカギになっています。
今年はD&Iのカントリーレベルの代表メンバーに入っていて、D&Iを通じた活動(複数の活動)が認められた形になっています。
この結果を得てやはり思うのですが、ゲームは私にとっては最終的に悪影響が大きかったアクティビティだと思わせられました。
仮にD&Iの活動をしてなかったら、今回のリワードにはまったく届かなかっただろうと思います。おかしな話ですが、この半年くらいのアクティビティ(それもかなり片手間でやってた)が非常に高く評価されていたってことです。言い換えれば、ゲームをやってなかったら余裕でもっといろんなことがやれてて、より良い結果に到達できてた可能性があるってことです。
ところでここ最近、転職で色んなお誘いがあるのですが、なんだかんだと今の会社が最高すぎて、世情を知るために面接を一回受けて話を聞くだけどまりでいます。うちの会社は毎年のように新しい観念が導入されて、それが5年後10年後に世の中で語られるので、先を知ることができる環境にいられるのは働く場所として非常に価値が高いと思っています。
もちろん、ブログにはそれが何かを書きません。お伝えするような間柄の人(対面で付き合う友人)には個別にお伝えしていて、無関係な方に安売りしないことにしています。ちなみに、私はさらにその何年か先にその情報にアクセスしていますが、会社が取り上げることで、その概念が後々一般化していくってフラグを立ててる感じです。
例えばアラン・コーエンにはかなり以前から注目していて、著作をかなり読んでます。それが社内の管理職トレーニングで取り入れられたのを知って嬉しく思いましたね。パワーじゃ人は動かない、影響力をどう形成していくか、これがコーエンが主題にしているテーマです。この中にはAllyshipやEmphathyの観念なんかも含まれていて、今の時代はこの人の考えるマインドセットが重要視されているんだなぁーって思いますね。
言葉だけ調べても何がどうつながってるのかっていうバックグランドを得ないと言葉遊びで終わってしまいます。マネジメントと産業心理の両面で今企業が抱える問題の何をピックアップして、それをどう解決していこうとしているのかがうまく推測できたら得られるものがあると思います。必要な人には私の友人のコースを紹介します。(結構高額です)
まぁ誰でもきちんと着目して考えて解決方法を模索すれば見つけられることなので、安易に人から教わるよりも自分で発見した方が良いと思いますね。安易に教わると分かったつもりの口だけ大きな人になります。自分で見つけ出して気づけば大きな自分自身の財産ですし。
海外のベストセラーは色々面白いですね。やはり心理学ベースで出てきてる本がエンタープライズ企業で採用されることが多いように思います。海外の本には効率的な読み方あるいは真意を読む読み方があって、それができないとエンターテイメントを見ているのと同じような感覚で読了して何も得られないことになります。読み合わせしている人たちは本質を理解してない人が多くて、その本をネタに人と話をするっていう感じの人が多いように見受けられますので、ぜひご自分で筆者が訴求したいことの本質をとらえていただくことをお勧めします。
フランクリン・コビーなんて結構ベストセラーを連発していて、以前は時代を先行していて多数の企業の研修で採用されてたようですが、今は後手後手でコンテンツを出してますね。7つの習慣って本をご存じの方が多いのではないのでしょうか?
この7つの習慣、実はトレーニングを受けないとコアにはたどり着けないように書籍が形成されています。以前ご紹介したCrucial conversation(ダイログスマート)も同様です。トレーニングが提供されている書籍は、書籍で興味を持った人がトレーニングを受けることでスキルが完成するように設計されているのです。
だからこれらの本を読んだだけだと9割の人はコアにたどり着けず、形だけとらえてテンプレートみたいにしてそれを繰り返しやるだけになってしまいます。
なんでそうなのか?????
トレーニングでは、この疑問を常に持ち、1つ1つトレーナーに確認していくと、明確にコアにたどり着けます。確認しないと自分自身に腑に落ちる感じでの理解には至らないのです。わかったつもりになってしまうのです。わかったつもりというのは、その言葉を知っていて、サンプルを出せても、なぜそうなのかを説明していない状態です。言い換えれば正しく理解できていない状態なのです。
まあ、今日のところは昇給とボーナスおめでとう自分って感じですね。
こんなところで。
それにしても、真面目に学びたい人って世の中あんまりいないのかなぁー?