父が弱ってしまい実家へ通う毎日。
父自身が洗濯物を干したり、ご飯を炊いている日もある。
好きな肉を焼いている時もあるし、昨日や今日のことを思い出せないときもある。
散歩もせずに家にいるので、足腰は弱りはじめている。
薬は飲んだかどうかも父自身がわからなくなるため
日付を書いた小袋にわけて1.2日分ずつ食卓に並べている。
少しの工夫で解決する問題と、解決しない問題とある。
私が仕事を辞めて、父の足になる変わりに
父に車を手放してもらった。
反応も鈍い79歳が車を運転するのは危険すぎる。
今年の誕生日に免許書を返納すると約束していたが
4ヶ月が過ぎても父は車を運転していた。
夜は目が見えないから運転しない。だから、大丈夫。と
車の運転はもう危ない、誰かの命を奪ってしまう可能性もあると何度も何度も説明し
やっと、父も納得し近くの自動車工場の方に取りに来てもらった。
父から車を取り上げてしまう事。見ていて、かわいそうになり涙が出た。
その2日後
実家に帰ると父の車が駐車場に止まっていた。
やっぱり足がないと不便だから取りに行ってきた。
悪ぶれた感じもなく話す父に私は怒った。
なんで?約束したのに!
私を無視して、たばこをすいに行こうとする父を制止した。
父はどけ!と言うが私はどかない。
父をにらみつけて 許さんからね! と言った。
父は どけ!帰れ!
と怒鳴った。
心配と怒りとぐちゃぐちゃな感情が入り混じる。
私だって、こんなことをしたくて今ここにいるわけじゃない。
そう心の中で叫んだ。
次の日は、次男の高校最後の体育祭で
次男の姿や同級生の子供たちを見て、すごくいい気分転換になった。
体育祭の途中、父からの着信があったが取るタイミングが悪かったのかすぐに切れた。
後から電話をかけなおすと
車をやっぱり返そうと思うから、手伝いにきてくれんか という内容。
もう一度、自動車工場にもっていき解体を依頼した。
そこから今日で1週間がたった。
2日前は、
車を買おうとおもう。
と父から相談された。
がっかりする瞬間。
もう一度、車を運転したら危ない理由を説明する。
俺が、事故を起こすと思ってるんだな?
と興奮気味に聞いてくる父。
認知症といわれた人は車を運転したらいけないんだよ。
と事実をそのまま伝える私。
子供みたいな父に
いじわるをしているみたいで胸が痛い。
そんな自分もいや。
父との時間がとてもつらい。