材料(2人分)

スパゲッティ(乾麺)         260g(1人前130g計算)

 

ニンニク(国産)      10片くらい

※中国産ならば大粒の物を使用してください。

 

 

 

 

       
鷹の爪                  お好みで


バージネキストラオリーブオイル   100cc~お好みで


パセリ                   適量

 

塩水(茹でる用)4%濃度の塩分濃度    たっぷり

 

 

 

作り方

①ニンニクの皮を剥き包丁の腹で亀裂が入る程度にニンニクを叩きます。

※みじん切りにする場合も、最初に叩いてからみじん切りにした方が香りが出やすくなります。

 

②フライパンにオリーブオイルと①を入れてから弱火で加熱し、フライパンを斜めにしてニンニクが素揚げ状態になるようにします。

5分ほどしたら鷹の爪を入れます。

※同時に4%濃度の塩水を大きめの鍋で沸騰させ、パスタをアルデンテに茹でます。

 

③、②の炒めたニンニクの外側が半透明になったらフライパンにパスタの茹で汁をオタマ2杯入れてから中火にしてよ~く混ぜます。

※この乳化作業が肝心なので必ず液体が白濁するまで混ぜて下さい。ここで乳化させておかないと美味しくできません!

 

④、②のパスタを軽めに湯を切って③に入れてパスタにソースを手早くからめてください。

※水分量が足らないようならばオタマ半分ほどゆで汁を足してください。

⑤お皿に盛り付けてパセリのみじん切りを散らせば完成です!

 

 

コツ・ポイント

※ペペロンチーノはシンプルですがソースを乳化させないと美味しくできません!③の段階で必ず乳化させる。④で湯を切り過ぎない。が美味しく作るコツです。④で湯を切りすぎると水分が不足してパサパサになりやすいです。

 

※ペペロンチーノの塩味はゆで汁でつけるので、海水濃度の3%ではなく4%濃度の濃い目でパスタを茹でています。味付けに塩をふる必要はありません。イタリア人に見られると「えっ???」と言われてしまうので気を付けてくださいw

 

※ニンニクは叩くだけで丸ごと使用しましたが、ニンニクは普通にみじん切りにするよりも、叩いてからみじん切りにした方が香りが出やすくなりますので覚えておくと良いと思います。

 

※フライパンでオイルを加熱してからニンニクを入れる人がいますが、香りが出る前に焦げてしまうので、火を入れる前に入れておくのもポイントです。鷹の爪を後入れしているのも焦げを防止するためです。

 

 

このレシピのお話

青森産の美味しいニンニクをガッツリ食べたかったので、丸ごとニンニクでペペロンチーノを作ってみました。

本当ならばニンニクの中の芽を取り除いた方が良いのですが、芽が育っていない物を使ったので丸ごと使用しています。

 

ニンニクを食べた後は、臭い消しに牛乳を飲む。濃い緑茶を飲む。というのはわりと知られていますが、その他には・・・

生のリンゴを食べる。

(リンゴに含まれる「アップルフェノン」と呼ばれるポリフェノールが、臭いを抑制する効果を持つと言われていて特に皮部分に多く含まれる成分なので、皮ごと食べると効果的です。)

酢を使った料理or飲み物を取る。

(酢はニンニクの臭い成分のひとつである酵素の働きを抑制し、臭いの発生を弱めてくれます。酢を使ったサラダなどを食べると良いです。)

その他にパセリやコーヒーなどにも臭いを弱める効果があるらしいので、気になる人は試してみて下さい。