トランペット ベンジ BENGE

シリアルナンバー年代対応表

 

いい状態のものはプロ・トランペットプレイヤーの間でしか流通しないという幻のビンテージトランペット"ベンジ"のシリアルナンバーと年代をまとめました。

          

シリアルNO.

ナンバー割当数

1935

 

525

 

1936

 

560

 

1937

 

595

35

1938

 

630

35

1939

 

665

35

1940

 

725

60

1941

 

845

115

1942

 

965

115

1943

 

1075

120

1944

 

 

0

1945

 

 

0

1946

 

2000

リセット

1947

 

2045

200

1948

 

2245

200

1949

 

2445

200

1950

 

2645

200

1951

 

2845

200

1952

 

3045

200

1953


3245

200

1954

 

3350

105

1955

 

3605

180

1956

 

3785

180

1957

 

3965

180

1958

 

4145

180

1959

 

4325

180

1960


4505

180

1961


4685

180

1962

 

4865

180

1963

 

5045

180

1964

 

5225

180

1965

 

5475

250

1966

 

5775

300

1967

 

6075

300

1968

 

6375

300

1969

 

6875

500

1970

 

7475

600

1971


8075

600

1972


8875

800

1973

 

10475

1600

1974

 

12075

1600

1975

 

14075

2000

1976

 

17075

3000

1977

 

20075

3000

1978

 

23075

3000

1979

 

26075

3000

1980

 

29075

3000

1981

 

32075

3000

1982

 

35075

3000

1983

 

38075

-43244

3000

 

 

 

 出来事






1953年 エルデン・ベンジ(Elden Benge )がカリフォルニアへ移る


1960年 エルデン・ベンジが交通事故にて死去




1961年 息子のドナルド・ベンジ(Donald Benge)が会社を継ぐ


1971年 会社をレジャータイムインダストリーに売却し、ロスに移る


1972年 会社をHN White Co.,に売却し、アナハイムへ移る






2007年 息子のドナルド・ベンジが交通事故で死去


●Chicago と初期のBurbank時代のLボア(Large Bore)トランペットについて

 

年代

場所

シリアルNO.

1946-1953

 Chicago

1500-1700

1954-1965

 Burbank

1700-1860



交流のあったアル・フェルドナーによれば、エルデン・ベンジは自宅にてトランペット製作を開始し、1935年にはNO.525を、1936年にはNO.560を完成させた。

 


以上の情報は

Chicago Benge Resource Site

を参考にしました。


最近トランペット に妙にハマってしまいまして、
マイルス・デイビスやチェット・ベイカーの吹いていたというマーチン社のコミッティ(Martin Committee)なるトランペット の情報を漁っていたのですが、
いざビンテージのトランペット 本体を見てみると個体にシリアルナンバー(serial rangeという)が記されていることがわかりました。

年代によって、黄金期があるらしく、音の鳴り方が違うみたいなのです。ネットを見てみると40年代中盤から50年代中盤がいいというような話も。
(バルブ真ん中にナンバーが書いてあります。これは181から始まってるので1952年)

そこで海外のサイトを巡って、それらしき年代とシリアルナンバーの対応表を発見したので載せておきますね。
Martinトランペット 全体のナンバーを記載してます。コミッティの時期はその中の1939年〜1955年 シリアルナンバーは140000〜210000番代と言われています。

(下記の対応表はカリフォルニアのArcadiaの楽器修理専門店Rob Stewart brassに確認した、とのこと)
年代の右に記載したのがシリアルナンバーで
そのナンバーから始まっている、ということ。
ではどうぞ。


ここまで。
ちなみにeBayなどの商品説明に#3 と書かれている時があります。

これは トランペット のまっすぐな部分の管の直径が少し太い "Lボア(large bore)"の表記のようです。シリアルナンバーのとなりに#3と書いていたそうです。Mボア(medium bore)は"#2"なのですが、通常は省略していたみたいです。

楽器は深みにはまると危ないですねぇ。
でもそれが面白いんだよなあ。

こちらのページを参考にしました。




夏も真っ盛り!
皆さん、どうお過ごしですか?

太陽が力を与えてくれる季節。
日々、生きている事に幸せを感じながら
楽しい事にどんどん挑戦していきたいです。

7月25日にライブをいたします!
場所は、お世話になっています
東京日暮里のバーポルト。

19:30オープン 20:00スタート

ミュージックチャージ¥2000

ジャズや、J-pop、それと
新しく作ったオリジナル曲など
お送りできたらなと思います。

みなさんを元気にできるような
ライブにしたいと思いますので
是非、お時間ある方、ぜひご来場ください。

Bar Porto

Tel03-3891-6444

住所〜東京都荒川区東日暮里5-40-8