安田克彦の「溶接道場」ブログ

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セミナーや原稿書きでしばらく忙しくしていました。

 さて、今日の「複合化技術」に関しては、複合材料や複合機械などで実用化されており、溶接においても、ティグやミグとレーザーを組み合わせたハイブリッドレーザで実用されていす。

 こうした既成の「複合化技術」ではなく、自分たちの現場で、すぐ役立つ複合化について考えてみましょう・・複合化技術とは、「1つの技術で達成できない目標を、2つ以上の技術のそれぞれの利点と欠点を補わさせるよう組み合わせる技術」、と私は定義づけけています。
 こうした視点で複合化を考えてみると、日々の仕事の中にいろいろの工夫の種がが落ちています。ぜひ、日々の仕事をこうした視点で見直してください・・思わぬ成果を引き出せますヨ。

久しぶりです・・・新しく出版予定の本「わかる試験・検査(仮題)」の企画作成で忙しくしていました。

さて、みなさん、お盆休み」どう過ごしていますか(過ごしましたか・・ですかネ)・・・。

こうした少し長い休みの時、ボーとしながら、今やっている製品の「本当の品質程度」は何なのか・・

じっくり見直してみてはどうでしょう。

どうも、今の日本のものづくり製品、無駄なところに過剰品質になっていると思いませんか・・・「この

製品」の絶対にはずせない品質についてじっくり見直し、社内そしてお客さんと真摯に話し合い提案していく、そんな提案型の人間そして企業でありたいですネ・・・。

富山、燕三条とセミナーで出かけていました。


このセミナーでも強く感じたこと(特に、実技を含めたセミナーなどでは)、


溶接の基本中の基本である「溶接の目的」である、①目的の位置まで


溶け込みをえること、②必要な強さの得られる肉を付けること、の2点を


確実に理解してもらうことでした。


そのため、色々の具体例を示すことで、そのことが実際の作業で生かせるまで


納得して確実に理解してもらえるよう努力、努力です・・・。



 最近、人とロボットが協調して作業するための協調形ロボットや人の作業を助けるための装着形ロボッ


トが話題になっています。


 私は、かなり前から、溶接作業におけるこれらの必要性や活用法を提案してきました。これらをうまく活


用すると、これまでにできなかった溶接が高品質で効率よく、しかも楽にできるようになります。


 ただ、その活用には、溶接作業を熟知し、それぞれの良いとこどりをして実用化していくことが必要で


す・・・それを最も必要としている現場作業での高品質化のために、1日も早い実用化が望まれます。



 「板金的ものづくり」は、コンピュータ技術の導入で極めて知能化され高精度化されている精密板金技


術、機器を中・厚板製品のものづくりにうまく導入し高精度中・厚板組み立て品のものづくりの手法です。


 皆さんのものづくり製品への適用を一緒に考えてみませんか・・・。