大原信子さんのカウンセリング2回目。
気付いたこととか話を聞いていただいて、明らかになった。


少なくとも現時点では、結局、
なんの悩みもない
ということ………笑い泣き


これが素晴らしいとかと、違うとわたしは思ってて……
ありがたいことだけど。幸運で幸福なことだ。

少なくともわたし「こんなはずじゃない」と思うことはないし、抑圧して我慢して見て見ぬ振りをしてるということもなく……

親に、夫に、会社に、
守らせれて、
受け入れてもらって、
思うようにふるまわせてもらえてる!

ってことなんだ……と帰り道にしみじみ胸がぐぅっとなりました。



基本的に、わたしはすぐ「どうして?」「どういうこと?」「どうしてほしい?」と相手に聞いてしまう。
考えてもわからないからな。


できることならやる。
できなくても、これはと思ったらがんばる。
そして、自分はそれは無理だと思ったら、それはやれない。
代わりのできる方法ややり方を探す。
場合によっては、離れるしかないこともある。


母が許して甘えさせてくれてたというより、事後報告や止める前にダッと駆けて行ってしまってるわたしに、ほとほと困惑し続けてた……と予想されるという話も出ました。

大事なのは、許されてるという以上に、そんな勝手な娘を、それでも、世界一愛してくれてるってことだな、と。

いやー、たぶん、言いたい事たくさん母にもあるだろうな笑い泣き
人に話すために思い返したり整理すればするほど、ほんと、真逆というか……別世界の住人同士。


思春期の時は、共働きの両親で、母にいわゆる「育児」をしてもらってないことで、こんなに分かり合えないのではないかと考えてた時期もありました。
クラスメイトの女子たちみたいに、「お母さんになんでも相談する」のが当たり前じゃないのって、自分がおかしいのかな。
素直じゃないのかな。
なにか歪んでるんじゃないかなって。


今回、お話を聞いてもらおうと思ったのも、要するにその「歪み」がブロックとか、トラウマとか、抑圧なのではないか?と思ったわけですが……。



我が家は役割が違った(世間一般の「母」を祖母がしてくれてた)、というのと、その祖母にも別に、楽しかったこととかは報告してるけど、「相談」て基本的に誰にもしてない。


決めるのは、わたしだ

そして

やるのも、わたしだ


決めるための情報は、収集するけれども(それが世間一般の「相談」に該当する場合もある)


わたしのことは、
わたしが、わたし自身で、
考え、決める


無論、未成年の時分には、できないこともある。
やって、責任がとれないこともある。

だけど、それも自分でそう理解して、その上で「こうしたいから、ここを保護者(あるいは教師)がこうしてほしい」
とお願いする、という、そういう……ワガママあせる


お小遣いでなく、口出しされないお金がほしい

だから、アルバイトをしたい。
でも親は、学生の本分は勉強だという。
だから、勉強はする。成績も親が不安にならないようには、成果を見せる。

遠くはダメ、夜遅いシフトもダメ、居酒屋なんてもってのほか!

なら、近所(自転車5分)の小売店と、年末年始の郵便局や親戚の経営するお店とか、親が安心できるところで、掛け持ちしてでも、稼ぐ。


第1に自由に使えるお金がほしいのであって、繁華街で時給のよいカッコいいバイトがしたいわけではない。

進学も同じ。
就職して、独立できて、本当に一気に楽になったなぁー。


夫とのことも、前回から転職先も決まって、ひとまず「次」が定まったから、わたしにできることはほぼ無くて。


引き継ぎと、退職前の大きな仕事で大いにゆらいでいる夫に、いつも通り、

「わたしに、どうしてほしい?
できることある?」

と聞いたら、「不機嫌になったりしてると思うけど、そっとしておいてほしい。なにもしなくていい、好きに過ごしてて」との返事だった。



「年収は下がるし、仕事もできないし、こんな男でよく愛想つかさないね」

と夫がポロッと言って、ビックリしたポーン



仕事ができるもなにも、新卒就活一緒にしてて、性格も経緯も、業界も会社もよく知ってるから、問題はむしろ「ちゃんと向き合わずに流されてたこと」なんじゃないかと思ってますが……あせる


大学4年の時さ、就活やりたくなくて、すんごいテキトーにやって、わざわざ不得意っていうか……できないことを、たまたま「内定くれたから」と決めてたじゃん?滝汗


魚なのに、鳥の役割の業務してるみたいなんだよね……夫。
そして、会社も、魚を鳥と見誤ったというより、とにかくなんでもいいから働け!みたいな感じの……要するにブラックなんですよ。(で離職率すごい高い)

で、変なとこだけ真面目〜な夫は、「自分ができないからだ」とどんどん辞めていく人たちのしわ寄せを引き取りながら、「こんな自分はほかの仕事もできない」とここまで来た。

自分が新卒時に未熟で、考え無しでこうなった。からこそ、やらねば!と思ったこともあるようで。



……こう書くと、すごい夫がダメっぽいんだが……夫はすごいんですよ。(いや、まあ、結局ダメなとこなんだけど、そこは。)


仕事できない仕事できない言うけど、そもそも魚なのに、なんとか鳥の役割果たしてるし、投げ出すと果たせない責任を「引き受けた以上これだけは」を繰り返し繰り返し……間違ってるけど。
明らかに、まちがったやり方だけど、サラリーマンであることの意味とか、役割を理解して、やってるのであって、彼が劣ってるとかじゃないわけで……。


わたしは、別に仕事ができる男と結婚したかったわけじゃない。
仕事のパートナーなら、仕事できる人じゃないとやだけど。

夫が、転職活動する、と踏ん切った時に

「奥さん見てて、自分の働き方や仕事じゃない、別の場所や方法をしようと思えてきた」

と言ってくれた。


「こんなにできない俺に他の仕事はない」とか
「30過ぎて転職なんかできない」とか
(20代の時は25過ぎてと、やはり言ってた)
そりゃーもー、自己卑下の権化でしたもんね。



「え? そうかなー? 転職活動してみた?
東京でダメなら、よその地域や外国でも探してみたら?
確かめてないのに、なんで絶望してるの???」

って言ったら「え?!ポーンって言ってたもんな。



なんなら、最低限の生活費を稼ぐフリーランスでも、フリーターでも、なんでもいいじゃんね。

わたしだって、たまたま、会社員で、やりたいことややってみたいこと、恩返ししたい人間関係で熱くなれる業務ができて、お給料もらえてるから辞めてないだけで……できなくなったら、今の職場でなきゃ!とかもなく辞めると思うし。


ミャンマーでも、行ってみる?!
婚家に戻ってもいいよ?!




夫がもし、転職活動うまくいかず、限界ならば、そうしていいと思ってた。
メディアの仕事でなくても、会社員でなくても、やりたいことは作れる。

東京で暮らすなら、今くらいの収入と、どうせならやりたいことができてる今がいいけど……物価や土地が変わるなら、違ってもいい。



本質的なところは曲げたくないけど、手段はたくさんある。
今は素晴らしい。
「いま」のすべての中では、ベストを選んでると思う。


「いま」を構成する条件がかわったら、ベストも変わると思う。



ミャンマーってビルマ語だし、ビルマ語わからないけど、生活するとなったら嫌でも身につくよ
(ミャンマーってのは、夫に来た転職オファーの1つにあった地名なんですけどね!)

そんな機会でもなきゃ、ミャンマーで仕事して、暮らすとか、しなさそうだから、してみてもいいじゃん?!

ミャンマーでも、どこでも、できること・やれることを見つけて、作って、やる。
で、やりたいことを「どうしたらやれるか」って楽しむ。
それだけ!


あいにく(?)
夫はミャンマー案件は受けなかったので、変わらず東京DINKSなのですけど。


わたしは、無理しないで幸せ状態のパートナーに、夫がベストだと思ってる。
夫もそうであってほしい。
そうじゃなくなったら、パートナー解消も選べる関係。
それくらい、夫には本音で向き合える。
ダメダメな時はダメダメさらけ出せる。
逆に、必要なら、頑張ってでも取り組むことなら取り組もうと思える。




カウンセリングは、また夫が新しい仕事になって、わたしにもまた新しい壁ができたら、相談に伺うということになりました。
あとは親の介護とか。


今のやり方が通用しなくなって、わたし自身がグルグルしだしてしまうようなら、すぐにでも。


今が絶対のベストじゃない。
今のままで未来永劫絶対にいいわけでもない。


その上で「いま」はなんら悩みがなく(いや小さなことはあるけどさ)、いつでも相談できる先があるということ。


それが本当に、ありがたい。心強い。



「それでいいじゃないですか!」と心から言ってもらえて、家族のありのままのことを打ち明けられる拠り所。


大原さんのカウンセリングは、「何を言っても大丈夫」っていう安心感がすごい。
“お母さん”の包容力もあるだろう。
キャリアや経験の確かさからのものもあるだろう。
なにより、人間の器感。
すごくすごく、自分は小さくて、で、それでもいい。

祖母が亡くなった今、母は母で、わたしの母だけど、もしもこの先ですね、妊娠とかになった時には、おそらく、噛み合わないことが予想される。
介護にしても、相続(するほどのものもないが)のこととか、実家や墓のこの後のことなど、おそらく。
あと、婚家のこともあるよねー。



まあ、わからんけど。
人間同士どう変化するか。
悩む間も無く、先に逝ってしまうことだって、可能性はゼロじゃない。


でも、“お母さん”がもう1人。
人生の先輩としても、頼れる心強い先があること。


カウンセラーさんでも、職場でも、隣近所でも、肩書きや関係はどうであれ、そういう人が1人でもいることが、自分の土台を支えてくれる大事なことなんじゃないかなー?と感じました。


推薦してくださったみなさん、
大原さん、ありがとうございます!


申し訳ないくらい、ワガママにマイペースに、わたしはわたし以外にはなれないことを噛み締め、責任を持って、突き進みますニヒヒひらめき電球