新卒以来、

 
13年勤めてる会社を、
ついに……
 
 
卒業することを決め、
 
次の仕事へと
 
飛び込む決意をしました。
 
 
 
夫が真顔キラキラ
 
 
 
 
ええ。
大事なことなのでもう一度。
 
 
 
が。
 
 
 
 
最後の条件面談というものがあるそうで、待遇面で大きな障害がなさそうなら、決めると申しておりました。
 
 
 
別業界への転職で、年収は下がるようですが……
 
 
収入より、私生活の時間が欲しい
 
 
と、かれこれ10年、転職しよう転職しようとモヤモヤ言い続けての「いま」なので、もう好きにしていいよ、と思うばかり。
 
 
 
 
長かったわー!
結婚する、はるか前から、モヤモヤ悩み続けて、やっと少しポジションが変わって、落ち着いてきて、わたしと付き合うことになって、結婚して……会社の都合や世間の状況から、前のポジションで一気に人が減って、しわ寄せ被って、尊敬していた上司が家庭の事情で日本を離れ、とうとうなにか折れたのだろう。
 
 
一時期、非定型うつ状態になり、それでも「会社」へ行く夫に、どーしたもんかと悩んだ。
 
 
 
 
約1年半前に、やっと転職活動する、と「行動」を始めて、実際オファーの検討、選考へエントリーするまで1年チーン
 
とにかく、じっくり、慎重派。
腰が重いとも言えるし、問題先延ばし癖があるとも言える部分もあるけど、夫は「始めたら、時間がかかってもやりきる」タイプ。
 
 
面接を受け始めて2ヶ月半くらいでしょうか。
 
 
やっと、「ここに」と思うところと、条件の話し合いまで来た。
 
 
 
 
 
いろいろ思うことはあるけど、夫の人生、夫が思うように生きていいと思う。
 
遠回りでも、仮に断絶や無駄になっても、夫には、夫の、ペースや気がすむ方法がある。
 
 
 
わたしの育った家は、中流やや下か、下流やや上の経済状況だった。
父は従業員数5人の、孫請けクラスの会社で働いてて、作業着を着る土木系の仕事をしていた。
父は専門職で、ヘンタイかって感じに没頭してた(笑)
 
 
わたしに、仕事ってのめり込めんで夢中になれるものと教えてくれたのは、雨の中、作業着に合羽を着込んで、機材を抱えて出かけて行って、とってきたデータをコンピュータで何時間も分析してた父の姿。
 
「なにしてんの?」と聞くと、普段は寡黙な性質の父が、熱心にいろいろ語りきかせてくれて、ちんぷんかんぷんの数学の理論を「面白いだろ?」とそれはそれは嬉しそうに解説してくれた。
 
仕事ってそういう風になるんだなぁって、楽しそうだなぁって、思ってました。
 
 
 
 
なにが正解かはわからない。
 
しんどそうに仕事してる夫の、大きな原因たる「環境」を変えられるというのは、「変えること」「離れること」がとてつもない壁だったという夫にとって、すごい変化だ。
 
 
わたしには、実際の仕事で役に立つことや、現場で支えることはできない。
味方でいることは、できる。
 
 
条件面談がどんなものかも、転職未経験だから、わたしにはさっぱりわからない。
そこにして、夫にとってプラスになるのか? 人生が良くなるのか?
……今の時点では、わからん!!
 
でもまあ、一緒に生活して、一緒にご飯食べて、一緒に眠ることはできる。
 
やってみて、またフィードバックして、考えようひらめき電球