わたしは、なんだかんだ色々起きても、やっぱり仕事が好き。
職場が、好き。働いているメンバーが、好き。
後輩くんも、びっくりすることいっぱいあるんだけど
憎めないし、いいやつなんですよ。可愛いとこもある。
すんごいびっくりさせられることあるけど
今の部署は特に、上司と相性がいいのが大きい。
これまでの部署では、2箇所ほど、相性が悪くて、「こんなに働くのが億劫になるんだな」と感じたことがある。
相性というか、単にその仕事に、わたしの適性がなさすぎて、上司も途方に暮れて居ただけかもしれないけど
先日は蒸し暑く、遠雷が聞こえ始めた昼下がりの出来事。
別室で発送作業をして居たわたしの携帯電話へ、社内にいる上司から、電話がかかってきた。
封を全部終えて、発送BOXへ入れようと、A3版封筒を10部ほど抱えたタイミング。
「もしもし」
「お、本野。今どこ?」
「部署向かいの会議室にいますよ? 発送作業してたんです、今ちょうど終わったんで、戻ります」
「いやいい、そこに居てくれ。今そっち行くわ」(こそこと小声)
別室会議室で、内密な話、というのは、通常……
何かトラブルが起きた(というか、後輩くんが起こした)
内示段階の、人事系の辞令話(本人はもちろん、関係者についてなどもこそっと事前に相談すべきことがあれば)
超絶大きな責任問題を問われる何かが、他部署であってもこっちにトバッチる可能性がある形で起きた
などの対応相談。
まあ、いい話じゃなくて、周囲の耳を気にする話ってことです。
コンドハ、ナンデスカー?
トラブルか? 今、何かトラブルになりそうなことあったかな?
後輩くんは……いや、特に、なんか起きそうなことはなかったはずだし、最近は前向きにやってるし……。
まさかの異動!? 異動なのか!?
このタイミングでの異動は、どうかと思うけど。
上司がってことはないだろうし、……わたしか?! また、わたしか!?
(定期人事異動を外した、緊急対応異動の常習者)
なにが、
おきた?
うーむ、とドキドキ封筒抱えてるところに、上司、即登場。
「あのさぁ……」
ドアを閉めて、コソコソっと話出す上司。
固唾を呑む瞬間。
「かき氷、食いに行こうぜ……!」
( ̄□ ̄;)!!
遠雷と夕立が近づく気配を感じながら、傘を持って、かき氷を食べに出かけました。
フワッフワの氷〜!!!!
白桃のコンポートかな、とろりと果肉そのものがソースになてます。
上司と迷いに迷って、限定の白桃にしました。
「次は、やっぱり定番のイチゴミルクだな!」
お店で食べているうちに、土砂降りとなり、少し弱まってきた頃に、傘をさして足元ベショベショにしながら帰社
外回り中の休憩で、よくスイーツをご馳走してくれる上司なのですが……
わざわざ中抜けして
かき氷は初めてだよ
裁量労働制のフレックス・残業代もない業種なので中抜けなども、業務に支障がないならいいんじゃない?って感じなのですが……
土砂降りになると
わかっているのに、
わざわざ中抜けして
かき氷は初めてだよ
そんな愉快な職場です。
職場の関係、環境って、大事だなー。
かき氷食べながら、バカ話しして、会社に戻って、一気に作業も進んだ。
リフレッシュ!!!
そうか、上司は部下のそういうリフレッシュのタイミングなんかも、気づいているのだろう。
そういう気遣いもしてくれる、できた人だ!!
こんな上司に、わたしもなりたい!!
……と、いう話というよりですね
「おれさー、今年の夏、ちゃんとしたかき氷、まだ食ってない!って気づいちゃってさ。
蒸し暑くて、もー、我慢できん!!と思ったわけ。
でも、おっさん1人で人気で行列しているかき氷専門店に、並べないじゃん?
よかったわー、本野がいて。本野が異動しちゃってた間なー、付き合ってくれる奴が居なくってさぁ。
しかも今日、行列途絶えててすぐに入れたな!!! ラッキーだなぁ!」
この、素直というか、おおらかというか、エネルギッシュというか、上司の最大の魅力だなぁ。
わたしもこういう「思った→やりたい→よし、やろう」派で、フットワーク軽いから魅力というのはもちろんだけどね。
上司は、営業としての駆け引き・交渉もできるけど、その駆け引き・交渉にも「裏表」がないんですよ。
実際、わたしにも声かけよう、って気遣いもしてくれていて、何より、部下をよく見ていてくれてる上司だな、って。
そのように、取引先についてもよく見ているし、商品もよく見ている。
そんで、嘘をつかない。いいも、悪いも。
何より自分に、嘘をつかない。
だから、上司の仕事は、「上司だから」応じてもらえる企画も多い。
それって、会社員として、すごいことだと思う。
今度また、後輩くんも誘って来ようね、って話をしてます。
わたしも、後輩くんをよ〜く見て、一緒に課題に取り組もう〜。
ねこチャンネル