今、ハマってる食べ物。

ヨーグルト with ナッツ酔っ払い


ギリシャヨーグルトに、
ナッツをトッピングして
メープルシロップをひと回し。


Nuts with yogurt from Canada ……。


美味しくて、リピして食べてるのですが
脳内で妄想ストーリーが
展開してしまいます。



ヨーグルトの青年・テオの物語ですよ……。
(※妄想です、実在の人物・団体とは
一切関係ありません)

テオは、ギリシャの経済危機の時に
家族で国を出たんですわ。父親の一存で。
父親の伝手を辿って、たどり着いたのは
カナダ。

哲学者で教授の父は
カナダのカレッジで教鞭をとり、
詩人の母は、インターネットで
母国へむけて詩作を発表する日々。

テオはアルバイトを始めて、
新しい国でどう生きるかを
模索してます。

誇り高きギリシャっ子のテオは
なかなか新しい国に馴染めず、
かといって、両親の助けなくして
ギリシャに戻って自活することも
ままならず……。

ほんのり恋心を抱いていた
アテナとのメッセージのやり取りも
だんだんギクシャクしてきてしまってる。


カナダでのアイデンティティを得るため、
父親がテオへ渡したのがメープルシロップ。
これまでの蜂蜜ではなく、
メープルシロップを纏うことで
新しい共同体で居場所を持っていこうと
提案するんですよ。

悩み、葛藤するテオ。
そんなテオが、バイト先で出会ったのが
オーストラリアからやってきた
世界を流離う自由人の娘・イボンヌ。
イボンヌはアボリジニの血を引く
ミステリアスな女性。

イボンヌとの出会いで、
テオは新しく生まれ変わっていくのですよ。

当たり前のように、
「メープルシロップも単なる味付けよ。
わたしのアイデンティティは
そんな味付けくらいでは
なんにも傷つかないわ!」
と朗らかに笑うイボンヌ。


勇気を出して、
メープルシロップをまとってみるテオ。
メープルシロップで全てが解決すると
思っていたテオだったけど、
そんなに現実はカンタンではなく……



と。
食べるたびに、少しずつ、
テオの(妄想)物語が進む一品です。
テオが、なんらかの決着を得るまでは
食べ続けないとね……
心配よね……。



オススメニヤニヤ



 

 

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