仕事に痺れろ!
![]() | 二郎は鮨の夢を見る [Blu-ray] 4,278円 Amazon |
時価のおまかせコースしかないんですよね。
もちろん、いずれも美味しかった。
すんごいフラットに言って
30,000円以上払って不味かったら
大問題ですよね。
美味しいって、不思議。
お店レビューしたいわけでなくてですね。
この映画は、
「道を極める」
ことについて、うかがい知れるのと
「厳しさ」
「努力」
という心の強み、人格特性を学んだ時、
思い浮かんだのがこの映画でした。
《参考》
![メモ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/131.gif)
二郎さんの修行時代エピソードや
考え方の中には、時代が変わって
世間的には「おかしい」ってものも
少なくない。
物事の習得と、修行のプロセスって
非合理的なところがふんだんにある
……よね?
それにも意味づけがあったりするんだけど、
それ、でも、必要か?
絶対絶対、全員必要か? とか。
初期のころの二郎さん自身
「言われるから」
「そういうものだから」
そうするしかなく、やってただけのことも
きっとあるよね。当たり前に。
その中で創意工夫をしてたこと、
段違いのものが、あるんだろうか。
それとも意識、見据えてた先の違いなのか。
理不尽な修行をも乗り越えたから凄い
ってもんでもないのは、
同じ修行をした他の方々が
必ずしも二郎さんレベルにはなってない
そのことから明らかで……。
「もっといい寿司を握りたい」
という湧き上がる想いのために
「極める」ことを決めて、やる。
いつから。どのタイミングから。
この物語は始まったんだろう。
サービス業としては、いささか賛否分かれる
「我を押し通しすぎる」
姿勢もまた、自分!を生きてるからこそで。
というか、
押し通す以上、自分に厳しさを強いて、
確実にやり遂げて、
諦めず高みを目指し続けて、
提供してるからこそ
“普通”なら「何様?!」と言われかねない
サービス業セオリー無視なところも、
超高価であっても、お客さんが途絶えない。
わたしはなんでかわからんけど、
野村萬斎さんとか
羽生結弦選手とか
神田松之丞さんとか
徹底的ストイックさのある“職人”気質
すごい惹かれるんだなぁ……。
![]() | すきやばし次郎―生涯一鮨職人 1,944円 Amazon |
![]() | 至福のすし―「すきやばし次郎」の職人芸術 (新潮新書) 734円 Amazon |
ねこチャンネル