猫バカは、とても残念に思ってます。




先日、はあちゅうさんのツイッターが
またまた炎上していました。

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これね。


SNSの現状分析的な、
一連のツイートの最後の
蛇足ポストだったんですが

猫を溺愛している飼い主バカとしては

「蛇足で言わなくていいのに」

と思いました。

伝えるなら、このことはこのことで、
実際問題、どうなの? まで考えて
ほんの少しの配慮を足せたら
こんな風にはならなかったのでは?

もったいない。
……いや、彼女の場合は
炎上もまたビジネスになるのか……?


わかりませんが……
さらに反論(?)ツイートで
油ガンガン注いでる感じで
なかなかにインフルエンサーというのは
すさまじいなと。


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あなたに言う理由は、
影響力があるからこそ、
ほんの少し、動物愛護側の声も知ってほしいな
ってことじゃないのでしょうかね……。

謝罪してほしいとかの因縁や
文句言いたいだけの人も
いらっしゃると思いますが。
そうじゃない、切実な指摘も多かったよ。

文句言いたいだけ、もいるだろうけど、
わざわざ反論や指摘の声をあげる、
彼女のいう「怒り」の源は
「大切な価値観を傷つけられた」
からなんじゃないかと。


「お母さんだから」という歌の炎上も
度が過ぎた部分が多かったかもだけど、
それだけ多くの誰かの
尊厳というか……価値観を傷つけたんだろう。




 正しく他人に言葉を届けるってことは、
究極的には不可能なんだよね。
それは今回、切実な指摘を送った側でもね。


全く同じ価値観や、
共通の言語背景を持つ人ばかりじゃ
ありませんから。
それぞれの価値観の上に
共有の価値観や認識を、
作り上げることはできたとしても
すり合わせる、歩み寄る作業なしには
そんなもの存在しません。




だからこそ、
諦めず真摯に継続するしかないわけで
責任と向き合い続けることが必要になり、
とくに文筆業……現代だと
インフルエンサーなど
発信、発言を生業にするならば
ものすごく注意と配慮も必要だなあと。




配慮して「書くな」ということじゃない。


異なる意見の人に「すり寄れ」
ということでもない。


事実だとしても、
自分の発言の意味と影響力を想像して
バカを生み出さない工夫は
惜しまない方がいいんじゃないのかなって。


ツイッターって140字で気軽に
脊髄反射のコミュニケーションだけど、
気軽に扱っていいネタと
そうでもないネタってある。


そんなの面倒だからとやらないのも、
「わたしの勝手だ」と押し切るのも、
ひとつの選択肢だけれども、
発信することを
マネタイズする・したいなら
責任から逃げちゃダメだ。



ものすごく言い方悪いかもしれません。
失礼で、偉そうかもしれませんが……


特定のインフルエンサーや
一部の偏った範囲のインフルエンサーを
“崇拝”してしまってる
憧れ投影型の層というのが存在して、
その層が“動く”からマネタイズされ
インフルエンサーという職業が
存在していると思います。


「好きを仕事に!」って
SNSで華やかで綺麗な側面だけが
ブランディングされて示されてると
そういう層は、「そこだけ」しか
この世に存在しないと思う割合が
とても高い。


はあちゅうさんにしても、
ホリエモンにしても、


その稼ぎになるだけのこと


を突出してやっていて、
好きの程度や本気が違うから
抜きん出て評価されたり
ファンが(同時に強烈なアンチが)
ついてきているわけです。


ラクしたい、
面倒なこと辞めたい、
だけの温い動機だけで
好きなことにも労を惜しむようでは
できないことが
超多いと思うんですよ。




ツイッターの流言飛語にしろ、
SNS詐欺にしろですね、
そういう「温い」層って
思考停止してラクしたい欲が
なんか高めで、
率直に申し上げて
程度とか判断力とか、イマイチだと思うんです。
ていうかもう、バカなのかなって。
ごめん。本当にごめん。






だから、なんの確認もせず
マーガリンはプラスチックと同じとか、
放射能汚染がどうとか、
水素水が老化を抑えるとか、
コラーゲンパックが美肌にいいとか、
インゲン豆ダイエットがすごいとか、
ビットコインがいいとか悪いとか、
脊髄反射でRTやいいねをして
即採用!消費活動!!ってなるんでは?


映画や本、ドラマやアニメ。
食事に行く先。
買いたいコスメやスイーツ、アイテム。

「みんなが」いいと話題にしてるかどうか?
だけが行動基準の人たち。


流行をチェックすること自体は
構いはしないんです。わたしもします。

食べログの星の数だけで
お店決める人。
インスタ映えかどうかだけが
採用基準の人。


全然、自由なので構いはしないけど
自覚的かどうかと、
本当の本当に、「好き」かどうか?

まして好きなことで仕事したい、
自由に発信して、マネタイズしたいなら
それじゃ、難しいかなぁ。



わたしは、
はあちゅうさんファン層は
一部の偏執的なアンチの100倍
この「温い」層がいて支えてるなー、と
勝手に思ってて。

彼女が思っているような
読解力のあるファンよりも
多いんじゃないか?

と思ってしまう。


彼女が好きだからとか
嫌いだからではなくて、
また彼女に限らずなんだけど
影響受けすぎる……つまりマネタイズを
支えているファン層、
思い入れ強すぎるフォロワー層は
比較検討したり、確認したり、
「これは賛成だけど、こっちは違うかな」的な
客観的な視点で発信を解釈してない可能性
大なんじゃないか?


そんなことまで、知ったことじゃねえよ。

と言われて終わるかもしれないけど、
そういう層は、たぶん、批判がきたように

道具として犬や猫を買いそう

飼うんじゃなくて、買いそう。


そして、選ぶ基準も
インスタ映えするか?とか
流行ってるか?とか
そんなことになりそう。


流行は変わるのね。
その時、ペットをまた変えるの???

買ったとしても、情が湧いて、
世話すら楽しくなってくれたらいいけど
犬なら散歩だって毎日必要だし、
猫だってトイレの掃除や爪切りなど
日々のケアは大切だ。

いたずらだってするだろう。

そこで「面倒」と放置したり、
ひどいと捨てたりする人が
残念ながらこの世にはすでに多くて。


散歩や運動をさせずに
騒ぐとケージにいれて、
おやつを与えて黙らせて
不健康な肥満状態にして、
自分が可愛がりたい気分の時だけ
撫で回して、ストレスを与える。
虐待でしょ、そんなの。
そんな飼われ方の犬や猫を
わたしも現実に知ってる。 


飼い主はホント、悪気無く
「当たり前」にやってるの。

え、可愛がってるのに何が悪いの? って。

想像力の欠如。
責任感の欠落。
考えることの放棄。




年間の殺処分件数は世界でも
ワーストクラスという社会的問題があり、
ペットショップでも可愛い仔犬・仔猫から
成長するにつれてどんどん値下げされ、
保護動物の譲渡会でも、ひどい話では
黒猫はインスタ映えしないからと
不人気なんだと。


いやー、買おうとしてるテメエの顔は
どんだけインスタ映えするんですかね?
動物だろうと人間だろうと、
誰かの欲やワガママで
生命を振り回されていい道理ってある?

食肉にしても、そう。
食べるための飼育を享受するならば、
好き嫌いや、過剰な安価要求、
残すようなことも、無自覚に
野放図にやらないのは最低限のマナーかと。



発信そのもので
マネタイズしているならば……

どんな層が存在してて
本当に伝わるかどうか?


全員が全員なわけじゃないのは
当然だけれど……


わたしは

《手っ取り早くSNSで有名になりたい》

ってだけで、

「そっか! 犬か猫を買えばいいんだひらめき電球

って素直に消費活動する層は
少なくないと思うよ。




せっかく時代を引っ張っている
インフルエンサーの方々だからこそ。

完璧な人間なんていませんし、
動物愛護がどうでもいい人がいていい。


それならそれで、そうなんだな。です。

でも「そういう発信を辞めて欲しい」と
言われたことその事実について、
「読解力がない」層だけのことを
ぶった切って終わり……じゃなくて、
事実を書いただけです! じゃなくて……


わたしは少し悲しい一連のニュースでした。