先日の、夫婦で列席した
後輩くんの結婚披露宴。
我が家は、旦那氏の強い希望で
披露宴を執り行いました。
（わたしは挙式のみ親族でやって
会費制の2次会みたいな報告会を
少し豪華な飲み会っぽく
共通の友人だけ声をかけたら
いいかなー程度にしか考えてなかったんです）
神前式ののち、併設の会場で
披露宴をする、となりまして。
飲み会大好き、イベント騒ぎ大好きな
旦那氏は
「一生に一度の大金つっこむ宴会」
と披露宴を位置づけ、
もしかして披露宴したいから
結婚することにしたのかな？って
仲間みんな思ってました
そんな結婚披露宴。
「花嫁の手紙」をやるかやらないか、で
めちゃくちゃ悩んだなぁ
わたし、あれ、苦手なんですよ。
人のを聞いていて、いつも
みんなすごいなぁ、素晴らしいなぁ、
と感嘆してしまう。
感謝の気持ちはあるんだけれど、
言葉にした途端、なんだかわたしの
手紙は陳腐になる。
……気がしてる。
結果、やったんですけど、
今も「陳腐だった」と思ってます。
業界は違えど、イベント企画や演出、
運営も仕事でしている旦那氏。
わたしもイベントやってますし、
編集は演出力でもあるから
この「花嫁の手紙」の意味も
わかるんです。
賑やかに盛り上がり切った場を
お開きに向けて落ち着ける、
しっとり切り替える「装置」でもあるんです。
ほかにしっとりさせる手段も
思いつきませんでしたし、
実際、ホントに感謝してるし、
わたしが披露宴同意したのも
親に晴れ姿を見てもらう、という
ことがあったから。
親のためにやる、そんな気持ちでしたし
親からの援助はお互い受けず、
わたしたちにとっては
親もゲストのつもりで行いました。
だから、感謝を言葉にしておくことも、
大切なことだから。
一生懸命、やりました！！
時に、「花嫁の手紙」って
手紙を読む新婦の傍らで
新郎がハンカチを持って
手紙を両手で持つ新婦に代わり
マイクスタンドをしながら、
感極まって涙に声を詰まらせる
新婦の背中に手を回して
優しい見守り支えて、
ハンカチを差し出す
的なフォーメーションが
基本形じゃないですか？
わたしの「花嫁の手紙」は
人前でマイク前に立つと、
お仕事モード全開で
アナウンサーか
朗読会か、ばりに、
丁寧なれど冷静に読み伝え、
両親もまた冷静に聞いている図。
新郎母だけが、
神前式のしょっぱなから
感極まっての涙を繰り返し……
ってかお義母さんは両家顔合わせでも
泣いて喜んでくださってた……(笑)
手紙でも泣いてくれておりましたが
友人たちも、
真剣に拝聴！
という会場、しっとりというか
妙に真剣ッ
な雰囲気に。
な雰囲気に。あれれー？
わたしなりに、頑張ったんだけど
そして、本題の旦那氏の後悔。
それは、なぜか当式場、
マイクスタンドが
花嫁の前に用意されていた
んです……。
旦那氏、ハンカチを握りしめたまま
居場所なさげに佇み、
視線をどこに向けていいのかわからず
曖昧に作り笑顔で落ち着かない様子が
披露宴記録ビデオにも
バッチリ映ってました
後輩くんが、涙ぐむ新婦に、
マイクを支えながら
ハンカチを差し出す場面で、
旦那氏ぼそっと
「おれもあれ、
やりたかったなぁ……」
( ﾟωﾟ):;*.':;ﾌﾞｯ
こらえきれず
吹いてしまっ……
ちゃんと俯いて
ハンカチで口元を覆ったので
吹き出したのではなく
涙をこらえきれずに
嗚咽を押し込めたフリをした
恥ずべき罪をここに告白します……
ごめんなさい、花嫁さん。
ホントに、このセリフまでは
ウルウル感動してたんです。
ごめんなさい。
旦那氏、
なんてことをしてくれるんだ
結婚式なんて、と男性は興味なくて
花嫁のために付き合う……みたいな
ケースも多いかと思います。
なにより、照れ臭いとか、ね。
でもやっぱり、男性も結婚式は特別で、
想いがいろいろあって、
これまで参加してきた友人の晴れ姿に
イメージや憧れみたいなものを
それぞれ胸に持ってるんですよね。
お開きの後、
「わたしも、花嫁の手紙で
涙したかったなー」
と言ったら、旦那氏。
「次はお互い、
うまいことやろうぜ！」
と、のたまっておりました
相手が誰であれ、
2度目は、ねぇよ
旦那氏には、2度目があるなら
式場打ち合わせでちゃんと
「花嫁の手紙の時には
マイクスタンド用意しないで
わたしに持たせてください！」
と伝えるように、忘れちゃダメなこと
リストに書いておくように伝えよう。
みなさんの旦那さんに
結婚式のこと、改めて想いとか
インタビューしてみてはいかがでしょうか？
支度済んだ直後から、
緊張とか感動とかより
この有様。それが我々。
列席者からの暖かいお言葉
「こんなに爆笑しかなかった結婚式
初めてなんですけどーーー(爆笑)」
今日も我が家は安泰です。
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