牛乳石鹸のCMが炎上して話題になりました。
ご存知でしょうか?

▽「牛乳石鹸」広告が炎上、「もう買わない」の声 「意味不明」「ただただ不快」批判殺到
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6250755

▽「さ、洗い流そ。」牛乳石鹸のPR動画に困惑が止まらない..."珍説"も登場
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/15/milk-sekken-arainagaso_n_17762350.html

 

 


ネットの大多数の声が
「意味不明」「わからない」
なのが興味深いですね。


CMとしてどうか?を考えた時、
わたしもこのCMはヒドイな~滝汗
と感じました。
どうしたって、「で?」っていう。

 
商品のPRになってないんじゃないか?
ブランディングにもなってないよね?

伝えたいメッセージがよくわかんない。

そういう意味で、ヒドイ出来って言われちゃっても
仕方ないかな~?ってところ。



勝手に解釈しますとね。

わたしは、この主人公(?)の男性が

昭和的サラリーマン=仕事だけ邁進してれば
よかった存在、がもう現代では
ダサいというか、受け入れられないって
わかってて、育メン的な? いい夫的な
存在にならなきゃな~って思ってるけど、
なりきれなくって、
でも、我を通して時代遅れのオトコにも
なりたくないんだよぉぉぉぉ!


っていう迷走状態を描いているのかと
思いました。


「あの頃の親父とは、かけ離れた自分がいる。
家族思いの優しいパパ、時代なのかもしれない。
でも、それって正しいのか」



ってナレーションもあるし?


で、

「さ、洗い流そ」

のキャッチコピーですよ。



この、迷走状態を洗い流そってことなんだろうか。


白黒はっきりできないことのが
日常って多いよねぇ。

でさ~、そういうの、モヤモヤするじゃん?
落ち込むじゃん?
自己嫌悪しちゃうじゃん?

でもそういうことって、あるよ。
人間だもの(爆)
モヤモヤ洗い流して、切り替えよっか!




って応援メッセージなのかな~?って
わたしは解釈した。


でもだったら……


チェック育メン描写が弱い
(足らない。文句垂れるほど彼が
どれくらい「現代の理想」に沿う努力を
しているか見えない)

チェック約束を破るのは違うんじゃないか
(家でご飯食べるようにしようね、と
子どもの誕生日祝いって約束の優先順位というか
重要度というか、特別じゃないのか?)

チェック破るにしても、飲んで帰る以外にあるんじゃないのか
(会社の人間関係とか、中間管理職の
大変さなら、部下のフォロー残業とか
クライアントへ謝罪・緊急会議とかさ……
飲ミニケーション大事とはいえ、
緊急性・重要性が動画から見えない)

というところが、このCMがバッシングされてる
最大の原因なんじゃないかな?




「で?」って思うこと、それがつまりは
「意味不明」「わけわからん」
って声なんだと思います。

ですがぜひとも。

そこで止まらず、

「このCMは何を描いているんだろう?」

「制作者はなにを伝えたかったんだろう?」
 
「なんでそれが自分には伝わらないんだろう?」


って考えてみてくださいウインク



厳しい言い方をすると、クリエイターや
広告会社さんが甘いというか、
酔ってる気がします。

難解にすれば文学だ!じゃないですけど
「それっぽい」余韻と断片で
イイカンジ~!って酔って作らなかっただろうか?
とイジワルに思っちゃう。


全員に共感される作品なんか、
CMに限らず絶対に無い!と思います。
だからこそ、メッセージをしっかり短い中で
主張するのがCMでは大事なんじゃないかな。



「育メンなんか、やってられっか~~~!」

が主張だって、別にいいんだよね。
多くに賛同はされないし、
女性からは大ブーイングされるかもだけどw

牛乳石鹸は「誰に」届けたいのか
曖昧になってるんじゃないか?


そんな風に感じました真顔

企業サイトにあるCMアーカイブのコピーは
「親父が与えてくれたもの、
おれは与えられているかなぁ……」
なんですよね。
あれ、動画と印象が違うよね??
 
 
みなさんはいかがですか?
 
※自分の解釈が正解だ!とか
このCMから読み取れない方がおかしい、
とかそういう意見記事ではありません。
せっかくなら思考を停止しないで
自分なりに考えてみるきっかけに
しませんか~?というご提案ですひらめき電球
 
 
わたしは、牛乳石鹸派ですよ。
 
 

 
 
 
 主催企画の最新情報はこちらからどうぞひらめき電球
 
 
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