週末起業活動初期のこと。
「やってみたいんです」と
メッセージいただいて、
あれこれ振り返ったので
メモ記事です。
 
 

「お茶会」七不思議

SNSを活用した個人起業活用を知ったのは
自分がまさか挑戦するとは
思ってもなかった3年ほど前。
その前も個人起業の方の存在は
知っていましたし、SNSやインターネットを
活用する取り組みもありましたが
今と主従が逆というか……
 
いわゆる普通の独立起業、
フリーランスか会社立ち上げるかは
別としても、なんていうか
「できること」「やりたいこと」というより
事業ありきの中で、
インターネット活用も対面やメディア広告、
通常営業があった上での
ごくわずかな一部分、ってイメージでした。
 
 
3年前くらいにやたら
「お茶会」という言葉を目にしていて
 
「なんだろ?」
 
と思ってました。
コーチングの方がやっていたお茶会に、
ホントにお茶しに行くのかと思って(笑)
どんな人が来るのかなー?と
参加したのがお茶会のハジメテでした。
恋愛系、仕事術系、コーチング系と
いくつか興味で立て続けに行きました。
 
 
 
その時の「?!」だった七不思議
 
あくまで、わたしが3年前に
SNSでの個人起業活動の前提知識ゼロで、
5つほど立て続けに見て回っただけの
共通点でのものですが……
 
不思議1
よそ行きファッションが暗黙の
ドレスコード
 
 
不思議2
ホテルのラウンジやカフェで
「非日常」売り
 
 
不思議3
参加者側もプライベート名刺持参で
名刺交換大会
 
 
不思議4
お茶代以外の参加費1,000〜3,000円
 
 
不思議5
パブリックエリアで突如始まる
自己開示シェア
 
 
不思議6
初対面でも「仲良し」写真の
撮影大会
 
 
不思議7
合言葉のような決め台詞(?)や
ポーズの存在
 
 
 
度肝を抜かれた、というのが
ハジメテ参加の時で、
「……こ、これは……いったい?!」
と頭の中で「?」がぐるぐるしてましたあせる
5つほど参加して、
 
「どうやらお茶会お作法のようなものが
存在していて、これは“普通”なのだな」
 
と感じましたが……
ビックリして、ハジメテ参加の
コーチングの方のテーマや
そこで聞いたはずの彼女の
サービスや目的はほぼ記憶に
残りませんでした滝汗
 
(それはその人が悪いとかじゃなくね、
それくらい、衝撃だったということと
わたしがその方のサービスを心底必要と
していたというよりも
「お茶会ってなに?!」が
参加動機だったせいですね)
 
 
 

自分が週末起業に挑戦して

この七不思議の衝撃体験が、
すーっごく強かったんですよね。
 
 
やる意味や目的は、営業というか
最終的にはサービス購入のハードルを
下げるため、と理解しました。
中でも特に
 
鉛筆自分のキャラや雰囲気を
リアルに会って知ってもらって
信用や共感を得る
(それなりのお金を払っていただく前の
お客様側の面接的なニュアンスもあるかと)
 
鉛筆メインメニューの購入の前に、
気軽で低価格な入り口にして
「さわり」を体験してもらう
(サンプリング配布に近いですね)
 
鉛筆SNSで発信する「安心してください」の
材料作り
(人とリアルにつながって、
コミュニケーションとれる実在する
人間ですよー!とか
こんなにみんなと楽しく過ごしてます、な
CMの意味も強いですよね)
 
 
が大きいんですね。
で、いざ自分がやるとなって、
結局わたしは「お茶会」の名前では
一種類、同じ内容を3回ほどやってみました。
 
 
ですが。
 
普通にセミナー並みの内容を、
個室の貸し喫茶室でやったので
 
「お茶会レベルじゃないです」
 
という声をいい意味でも、悪い意味でも
いただいてしまいました。
 
 
それは七不思議の衝撃と、モヤモヤと、
なによりわたしが提供しようとしていた
文章に関する内容が、
マインドや装いというところでないから
お茶してトークするだけでは
どーにもできず、だったからあせる
 
 

肉球まとめ

わたしがいざ、自分でと思っても
やっぱりなんだかな、と感じて
七不思議の中で採用できなかったのが
 
1ドレスコード
2非日常売り(てかホテルラウンジ)
5パブリックエリア(オープンスペース)での開催
7決め台詞や決めポーズ
 
 
でした。
これ、職種によりますよ。
なんでもかんでも批判したいんじゃないです。
ここ、ホントに誤解しないでください。
 
それは、要するに
 
サービスに合ったブランディング
 
サービスに合った情報発信のための意図
 
 
があるかどうか?と
合致してるか?が大事ってことだからです。
 
 
モテ系とか、自己啓発系では
「装い」や「場」を非日常にして、
意識改革やマインドセットが
効果的なことはよくあります。
 
 
パブリックやオープンな場で
ホントに歓談しながら営業(説明)が
できる内容のものも当然あります。
 
 
ただみんながそうしてるとか、
人気な人がやってるとか、
楽しそうだからってやっちゃうのは
違うかな?ってことです。
 
 
なので、わたしにとっては
お茶会にあたるものが、
少し高級めのゆったりした
席配置の喫茶店での
「無料個別相談会」でした。
 
 
わたしの性格、
提供したかったメニュー内容、
いらして欲しいお客様像には
間違ってなかった、とも思ってます。
 
 
結果的に成約率というか、
その後、自分に必要なタイミングで
有料メニューに参加してくださるお客様は
無料個別相談会参加の93%!
 
 
なので、お茶会の目的を考えたら
いわゆるお茶会でなくても
果たせていたってことです。
 
 
最近は、お茶会の名前も見かける頻度が
減ったように感じます。
やはり流行り廃りがありますね。
 
 
情報発信を考えるためには、
やはりサービス内容、
メニュー構成なども
合わせて組み立てないとならないんじゃ
ないかなーと思います。
 
 
 
そんなことも、
これから情報発信コミュニティで
研究、勉強していきたいと思ってますドキドキ