想いを表現する方法。
企業がどんな風に取り組んでいるのか
企業研究としてホームページの
「企業情報」巡りを趣味でしています
株式会社オリエンタルランド
http://www.olc.co.jp/index.html
「オリエンタルランドについて」と
「東京ディズニーリゾートについて」が
冒頭にあり、メインはニュースリリース、
株主・投資家へ向けたもののようです。
お客様＝東京ディズニーリゾートのサイトへ、
という感じですね。
でも今回は、「企業研究」なので
「オリエンタルランドについて」の部分を
じっくりみてみます！
オリエンタルランドについて
※現在このテキストはトップページにありません、
2016年に収集した情報を紹介します。
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株式会社会社オリエンタルランドは、
千葉県浦安沖を埋め立て、
東洋一のレジャー施設の建設などを行い、
国民の文化・厚生・福祉に寄与することを
目的として1960年に設立されました。
東洋一のレジャー施設の建設の夢は、
ディズニーランドの誘致へと変わっていき、
その夢が結実し、
東京ディズニーランドを開業したのは、
実に設立から23年が経った1983年のことでした。
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オリエンタルランドって、
「東洋一のレジャー施設の建設」を
目的に作られた会社だったんですね。
なんで「オリエンタル」？と思ってたんです。
ディズニーの子会社でもないし……とか。
企業理念
http://www.olc.co.jp/company/philosophy/
「企業使命」
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自由でみずみずしい発想を原動力に
すばらしい夢と感動
ひととしての喜び
そしてやすらぎを提供します。
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経営姿勢や行動方針などがシンプルに
まとまってます。
最後に長めの指針があるのですが
非常に壮大です。
率直な気持ちとして、
「ピンとこない……
」
が大きいです。
これ、どうして？を考えてみます。
長いのですが全文抜粋します。
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時と空間を超える新しい創造をめざして
われわれは、常に探究し続ける。
未知の世界に乗り出し
さまざまな文化を吸収し
ひとびとの心に輝きをもたらす
真理を発掘する。
われわれは、常に挑戦し続ける。
自己の能力を最高度に発揮し、
磨き、前進する。
それが、企業のエネルギー、
新たなる事業の源泉となる。
われわれが情熱を傾け創り出すものは、
すべてのひとの幸福のために、捧げられる。
それは愛とやすらぎに満ち
活力を再生させる。
ここに生きる歓びは、
心という広大な宇宙を開拓し
想像と創造を繰り返しながら
美しい人間の進化に寄与することにある。
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壮大で素晴らしい理念なんですが、
抽象的な言葉とても多いです。
これ、「オリエンタルランド」のものだ、って
言われなかったら、多くの企業で
普通に当てはまりがちだし、
具体的なサービスが想像しにくいかな？と
思います。
実際、「理念」というのは抽象化されがちで
だから「理念」なわけなんですけれど。
過去の企業でも、多少はどうしても
「抽象的」な言葉が入ってきましたが
ここまで「オリエンタルランド」が見えないのも
意外でした。
50年史のコンテンツが面白い→面白かった
※現在、このページは閉鎖されてます。
（旧URL http://www.olc.co.jp/50th/）
2010年に作られたコンテンツなので
情報はそこまでのものですが、
代表取締役会長（兼）CEO
加賀美 俊夫氏、
代表取締役社長（兼）COO
上西 京一郎氏の
メッセージが掲載されてます。
1960年代、京成電鉄の社長さんや
三井不動産の社長さんらが
「東洋一のレジャー施設を」と
立ち上げた会社なんだそうです。
ディズニーランド誘致の前に、
このヴィジョンがあって、
千葉県浦安沖の計画が進んで、
そのあとに、アメリカでディズニーランドの
調査研究がなされて、
「ディズニーランドを誘致する！」と
目標が定まって、実現に至ったそうです。
わたしはてっきり、
ディズニーランドを持ってくる、が先に
あったのだと思っていたので
このストーリーにはビックリ
高度経済成長期。
日本が夢や希望に満ちていた時代の
情熱が感じられます……。
「夢は大きく。
願いを叶えるために、動く」
なんかわたしだったら、
オリエンタルランドのこういうドラマ性とか
「想い」の原動力とその歴史を
もっとPRして、TDRそのものだけじゃなく
運営する会社がこれからTDR全体を
どう広げていきたいのか……。
こんな現代だからこそ、
また、夢を壮大に描いて、
ワクワクさせてほしいですよね
ディズニーランド・ディズニーシーの
魅力もまた、やはりあの
ファンタジックで、完成された世界観だと
思うんです。
みなさんも、お手本になる、共感できるサイトを
見つけてみませんか？
「わたしだったら、この企画をアレンジして
コンテンツにできそう！」
なんてヒントがもらえそうですよ
