35歳、無職になる。

35歳、無職になる。

35歳、彼氏なし、無職になった女の話。

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35歳、女。彼氏無。無職。
すごい破壊力のあるワードが並んでしまった。
一つだけでもそこそこの致死量のあるワードだというのに。
これが今の私、フルスロットルである。


アラサーとも言えず、アラフォーとは言われたくない。とにもかくにも前にも後ろにも進めなくなった切羽詰まったお年頃である。



ふと周りを見てみれば
同級生達は2人目、3人目のママになっており
やれ毎日飽きもせず、子供が多少左手をあげたり右手をあげたり、寝っ転がってみたり座ったりの写真をSNSにアップする毎日である(ちなみに私はSNSが大嫌いなので、今後も大体こんな言い草である)
私だって右手も左手も上げることくらいできるのに、誰も写真にとってあげてくれたりはしない。不公平だ。

結婚をしてない友達を見てみれば、なんとかデザイナーで海外のなんとかかんとかのすごい賞を取っていたりする。凄い。これは素直に凄い。かっこいい。パチパチパチ。




かたや、無職である。この私が。
5日ほど前から、基本的に起きて、ソシャゲして、飯食って、ソシャゲして、クソして、寝てるだけである。


これだけ書き連ねると
本当に社会のゴミであるが
私だって、物心ついてからずっとこうだったわけではない。
20代の頃は、周りの追随をゆるさないくらいのバリバリの働きウーマンであったし、地位も名誉も金も美貌(当社比)もあった。たぶんあった。 



このブログは
そんな私が、35歳の誕生日2日前に無職になった
全米が涙するハートフルpeacefulハードボイルドストーリーである…。