先日、昔の先輩から
「至急連絡下さい!」
とのメールが入りました。

 

すぐに電話をかけると
「友達の妹がヤミ金に追い詰められてるねん。
めっちゃかわいそうやねん。
5万円くらいで助けたってくれへん?
絶対何とかしてくれる!って言うてるから
今すぐ電話してあげて!」

・・・・・・

重~い気持ちで電話しました。

よくよく聞いてみると
ヤミ金から借りたとされるお金は
不動産を借りる際の保証金で、
まだ賃貸借契約も結んでいない。
もちろんお金なんか受け取ってもいないと。

債務も何もないやん・・・

 

 

でもヤミ金まがい君は
彼女が20歳になったばかりで
強く請求すれば払うだろうと思って、

 

「明日までに払わないと、
うちはトサン(10日で3割の利息を取ること)だから
また3割の利息が乗っかるから。


君が払わないと言うなら、
君の実家に行って親御さんに払ってもらう。
実家の連絡先を教えろ。」
と脅してくるらしい。

 

彼女は体調を崩すほどに怯えていたので、
そもそも賃貸借契約も成立していないのに
保証金を請求されるいわれがないので
全く払う必要がないことを説明しました。

 

そして、
彼女の身の安全を確保したいので
管轄警察署の生活安全課を巻き込みました。

 

警察署で私がヤミまがい君に電話をかけて
この不当請求は脅迫罪にあたるので止めるよう
言いました。

 

もう請求しませんと約束させましたが、
一旦電話を切って、
生活安全課の方からも念押しの電話を
ヤミまがい君にかけてもらい、
とりあえず彼女に安心してもらいました。

 

その後2週間。
彼女にあれ以来不当請求がないことを確認して
これでようやく任務完了です。

 

彼女に平穏な生活が戻ったのは
喜ばしいことです。

しかし!

 

このような簡裁代理業務については
私にはお断りする自由があるし、
仮に受けたしたとしても
報酬を決めるのは私なのです。。。

勝手に受任して、報酬まで決めるなーーっ!