思い出したくないのに…
こんにちは
ユアハピ 心理カウンセラーのみなとです
ピアノや劇など
たくさん練習を重ねてきた発表会で
間違えた
お辞儀せずにすぐに演奏を始めてしまった
といったような忘れたいのに
とっても緊張したことや
恥ずかしかった気持ちも含めて
いつまで経っても覚えていること
ありませんか？
私は小１の時、
夏休みの思い出の作文を
全校生徒の前で読むことがありました
その時…
何とあまりにも緊張して１ページめくるところを
２ページもめくってしまって
あっ！違う‼と思っても
小1だった私はかなり焦りながらも
元に戻ることができずに
冷静を装ってそのまま読み続けた
というエピソードがあります
その後、担任からは
「緊張したね」
と声をかけてもらいましたが、
いとこたちから
「話がめちゃくちゃとんでたね」
と言われました
より恥ずかしくなって
大人になった今でも原稿用紙をみたり
人前で原稿を見て話をする時に
思い出したりすることがあり
忘れることができません
何故か色々と過去を振り返ってみると
嬉しい・楽しい思い出よりも
ツライ・嫌な思い出のほうが
鮮明に覚えているなんて
ことはありませんか？
私は昔、両親と離れて祖父母と
幼少期を過ごしていました
祖父母宅から実父の元へもどって
生活することが決まった夏のある日
祖父母宅には
屋台などでみる大きなかき氷機があり
わざわざ物置から出してきてくれて
とても大きな氷を豪快に削って
おいしいかき氷を食べさせてくれました
その時、祖母から
「あなたはすぐに色んなことを忘れるわよね
きっとこの夏の思い出も忘れるんだろうね」
と言われました
この一言には
忘れては祖母に怒られる・
祖母を悲しませるという
マイナスの側面をもっていて
かき氷を見るなどをきっかけに
”ひとつのエピソードとして”
何度も頭の中でリピート再生され
楽しい部分もあったけど…
祖母の予想は外れて
忘れることはなく覚えています
人間の情報処理というのは、
心理的側面に影響を受けやすい
ということが分かっており
「エピソード」として記憶している
出来事ほど、しっかりと覚えており
忘れられないように出来ています
そして、ここで重要なことは
ネガティブな体験は、
また次に同じようなことを
経験しないようにと
脳が詳細に情報を処理してしまいます
逆に、楽しい体験は
自分にとって危険ではなく、
細かな部分まで情報処理されないので、
ふわっとした記憶になりがちなのです
主人とはよく旅行に行くのですが
「〇〇で食べた□□覚えてる？」
「いついつ行ったあの場所、もう一回行かない」
とよく言われますが…
ん??全然覚えてない
といった反応を見せてしまって
主人がとても寂しそうな表情をする
なんてことが時折あります
主人との思い出は多分、
”楽しい”という部分が多く
私の”えっ？そうだったっけ？”と
あいまいな記憶が多いのは
楽しいかったせいだということにしています
心理学的には、
前者は『精緻(せいち)な情報処理』、
後者は、『概略的情報処理』
と言います。
自分が楽になるために上書きをしよう
しかし、このエピソード記憶
繰り返し頭の中で再生し
何度も思い出していますが…
場合によっては
少しずつ事実とは違う内容や角度から
上書きされているものも少なくありません
もしかしたら
私が覚えていない祖母の言葉が
他にもあったのかも知れません
今は亡き祖母に確認することは出来ませんが
子どもを産んで親の立場になった今
『親と離れて暮らしていても楽しかった』という
思い出を残してほしい
という祖母の思いがあったのかなと
感じるようになりました
そう思うと
幼少期に親と離れて暮らしていて
親代わりだった祖父母に厳しく育てられた私ですが
愛情を感じ、あたたかい気持ちになりました
長年、あなたを苦しめている記憶
違う角度から見直して
自分が楽になる上書きをしてみませんか？
自分らしさを取り戻すために出来ることを始めませんか？
私が自分らしさを
取り戻せたのは
カウンセラーと一緒に
過去の自分と向き合い
親だけでなく
がんじがらめになっている
自分自身を許してきたから
ネガティブな感情をもつことは
バツではないことを知り
安心で安全な場で吐き出すことで
ひびの入った心の器を治して
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your happiness is here!
～幸せはここ(こころ
)にある～
心理カウンセラー・公認心理師
玉田 みなと
・「こんなことで相談なんて…」と感じ
誰にも相談できなくて困っている
・自分のことが好きになれず、自信もない
・自分が我慢すればみんなが助かるみたい
でも本当は自分はもう我慢したくない
・子どもの頃の満たされなかった気持ちを
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思い出しツライ
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