・ウールの一般的な手入れ方法とは?
・ウールの洗濯の方法とは?
・アイロンをかける時に注意することは?
・しみがついてしまった時の対処法は?
・ウールの保管に関するポイントは?
ウールの一般的な手入れ方法とは?
ウールは正しく手入れすれば何年も楽しむことができますので、丁寧にやさしく扱ってください。
ウールの衣類や毛布はほとんどが、汚れなければ年に1~2回の洗濯で十分です。
使い終わったら表面の汚れを取り除き、衣服用ブラシで縦方向にブラシをかけ表面のけばを立てます。特に、けばの多い衣服の場合は定期的なブラシがけが重要となります。
毛糸の細いウール地の場合は、ブラシではなく、湿らせたスポンジで整えてください。
衣類は一度着たら、次に着るまで少なくとも24時間はあけてください。
ウールの自然な弾力性が着じわを伸ばし、服を元の形に戻していきます。
衣服をクローゼットにしまう時は、空気をたっぷり含ませ、十分なゆとりをもたせて、呼吸できるようにしてください。
セーターの場合は肩の形を保ち、だらりとのびないようにするため丁寧にたたんで引き出しか棚にしまってください。また、たたんでパットの付いたもしくはチューブ状のハンガーバーにかけてください。
移動中はハンガーにかけた状態でクリーニング店のビニール袋をかけ、しわにならないようにしてください。
家に着いたら、袋を外し、すぐに蒸気の立ったバスルームで形を整えてください。
ウールの服が雨でぬれてしまった時は、直火や日光にさらされない場所にぬれた服をかけて乾かし、乾いたらブラシをかけて整えてください。
ウールの衣服を長期間保管する場合は、クリーニングや洗濯をして清潔な状態にして気密性のある袋か容器に入れて保管しましょう。
軽い、繊細な、伸びやすいニットは、しわや折り目がつくのを防ぐため、ティッシュをはさみたたんでしまってください。
虫食いを予防するには、防虫剤をウールの上に直接おくのではなく、織りの大まかな布製の小さな袋に入れ、衣服の上につるして使用します。
保管してあった衣類を再使用する際は、防虫剤の臭いを取るためクローゼットの外に出して風を当てましょう。 ウールの帽子の形を整えておくには、ティッシュを内側に詰め込み、帽子箱に入れて保管してください。
ウールの洗濯の方法とは?
洗濯方法としては、ドライクリーニング、手洗い、洗濯機洗いがあります。必ず取扱い表示ラベルを確認して洗いましょう。
手洗いする時は使用するお湯が熱すぎたり、むやみにかき回したりすると、縮んで元に戻らなくなることがありますので丁寧に上手に洗いましょう。
ニットを洗う前に、服の縦と横の幅を、肩、胸、袖、裾など数箇所で測り、湿っている状態で元のサイズに戻せるようにしておきます。
服が完全にかぶるくらいのぬるま湯に中性洗剤を入れ、3~5分漬けてから、やさしく押し洗いをし、水と泡を服に通します。
きれいな冷水で2回以上すすいで、洗剤を完全に洗い落とし、余分な水をやさしくしぼります。
吸水性に富む厚手のタオル2枚で服を2~3分はさんで巻いて残った水分を吸収させます。
服を平らに広げ、必要に応じて形を整え、直火や日光にさらされない場所で乾かします。
上側が乾いたら、服をひっくり返し、反対側も乾くようにします。
ぬれたウールは繊維に残っている水分の重みでのびやすくなりますのでつるした状態で乾かさないでください。 必要な場合は、スチームアイロンを使用し、ウールの布をあて、軽くアイロンをかけてください。
また、お手入れが非常に楽なウォッシャブルウールというものがあります。 ウォッシャブルウールの生地は樹脂加工が施されているため、手洗いやドライクリーニングの代わりに、洗濯機で洗っても大丈夫です。
アイロンをかける時に注意することは?
スチームを充分に使い、熱によるダメージを与えないようにしてください。
ウールの服も、時には、しわをのばしたり、表面を整えたりといった修復を目的としたアイロンをかける必要があります。
アイロンをウールに設定し、スチームにします。水染みや表面に汚れがつくことを避けるため、アイロンが完全に熱くなってから使用してください。
できる限り、アイロンは服の内側にあて、表面のテカリやすりきれた感じになるのを防ぎます。表側にアイロンをかける時はあて布をしてください。
万一、生地が毛羽立ち、ほんの少し焦げてしまったような場合は、爪やすりなどでごく軽くこすり、焦げた繊維の先端をこすりとってください。
ひどい焦げの場合は、過酸化水素の希釈液をつけ、冷水でよく洗い流し、自然乾燥させます。
テカリが目立つ場合は、スポンジにホワイトビネガーを湿らせ、冷水でよくすすぎます。
しみがついてしまった時の対処法は?
こすらず、生地表面を傷めないようにやわらかい布で取り除きます。
ウールはそのままで汚れをはじく性質があるものの、汚れがついてしまうことも確かにあります。しみは、定着してしまう前にすばやく処置しましょう。
しみの種類にかかわらず、しみを定着させたり、広げたりすることがあるのでお湯は使用しないでください。
チョコレート、化粧品、オイルベースのしみなどにはウールに使用して大丈夫なしみ抜き剤を使いましょう。
使用する前に、縫い代などの目立たない場所に液をつけ、色落ちしないか確認してください。 服の表面を吸水性のあるペーパータオルか布にあてます。
しみが広がるのを防ぐため、しみの外側から中心に向かって作業を行います。 生地表面を傷めないように、こすらないで、上下に動かし、軽くたたいて汚れを吸い取ります。
しみ・汚れのついた衣服にアイロンをかけると熱でしみが定着したり、除去しにくくなったりする可能性がありますので注意してください。
薬品によるしみ(染料、インク、マニキュア液、塗料、修正液、絵の具、靴クリームなど)が、最も除去しにくく、最もダメージが大きいのでこれらはクリーニング店にお持ちください。
ウールの保管に関するポイントは?
害虫から守るためにもクリーニングや洗濯をしてから保管しましょう。
ウールの衣服を長期間保管する場合は、食べ物のしみや目に見えない皮脂汚れなどが害虫を引き寄せますので、清潔な状態にして気密性のある袋か容器に入れて保管してください。
軽い、繊細な、伸びやすいニットは、しわや折り目がつくのを防ぐため、ティッシュをはさみたたんでしまってください。
虫食いを予防するには、防虫剤をウールの上に直接おくのではなく、織りの大まかな布製の小さな袋に入れ、衣服の上につるして使用します。
保管してあった衣類を再使用する際は、防虫剤の臭いを取るためクローゼットの外に出して風を当てましょう。
ウールの帽子の形を整えておくには、ティッシュを内側に詰め込み帽子箱に入れて保管してください。
虫食いの跡を発見したら、その近くにあった衣服もクリーニングして残っている卵や幼虫を除去し、クローゼットにも掃除機をかけてください。衣服は定期的に幼虫がいないかチェックし、シーズン中は定期的にブラシがけを行ってください。
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