【対人恐怖症から起こる引きこもりの脱出で、超えなくてはならない矛盾】
対人恐怖のせいでひきこもりになってすぐの頃に
よく無駄なあがきをしていました。
大学までいけないのはひとまず仕方がないとして
せめて、リハビリとして、近所のコンビニまでいって
自分の用事を足してみようと。
まず、昼間は無理でした。
自分が大学にいるはずの時間に
外をうろつくことで、どう見られるかが
気になって仕方がありませんでした。
もう大学生なのにです。
ひきこもりになる直前まで
無理矢理大学に通っていた半年間に
講義のある昼間、大学以外に出回ることは
普通にありました。
そのときは、苦痛はなんとか我慢できる程度でした。
むしろ、自然の中に出たときには
外に出ていても癒されたくらいでした。
しかし、ひきこもり後は休学していて
「学生ですらない」ことが
おかしな後ろめたさを呼んでしまいました。
だから、夜に出ようとしました。
5講目まで受けて帰ってきた真面目な学生が
ふらっとコンビニに立ち寄りそうな時間帯です。
しかし、階段の途中でぴたっと足が止まってしまいます。
止まって、自分の意思ではもう足が前に進まず
10分以上どうしても進めないでいてから、
「なぜ、足が止まって出られないか」を考えはじめました。
散髪にいけなくなって、伸びはじめた髪が気になるから。
身なりがあんまりだから（たかが近所のコンビニなのに）。
外に出て、挙動不審になってしまったら
しばらく立ち直れないような落ち込みをしてしまうから。
暮れたばかりだと誰かに行きあったときに
このなりを見られてしまうことが気になるから。
じゃあ、もっととっぷり暮れてからにしようか。
そんなことをぐるぐると考えているうちに
小一時間もたっています。
そして、その日も外には出られませんでした。
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最大の悪化の原因。今振り返ってみれば
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この時期、僕の症状はどんどん悪化していました。
出られなくなりたての半年くらいが最悪期で
寝つくことができない毎夜に、どうやったら楽に、
迷惑をかけずに死ねるかずっと考えていました。
明け方ごろになると、また寝られなかった自分を
責めながらも、なぜかホっとして、昼まで眠りました。
そして、目がさめたら、現実を直視したくなくて
もくもくとネットで無料ゲームを探して没頭していました。
こうして僕の体はどんどんなまっていきました。
元々かなり硬かった体が、ますます硬く弱くなって
寝ているだけでも体が痛くなりはじめました。
「外に出られなくては運動もできない」
と思い込んで、ひどい運動不足になっていたのです。
ある大学のネズミを使った研究によると
運動不足は、脳の働きを悪くして
新しい脳細胞が作られなくしてしまうそうです。
さらに、何か嫌なことがあったときに
「気持ちを切り替える力」の元になる
GABAという、脳の内で作られる物質を
作る力にも、大きく差ができることまでわかりました。
簡単に言ってしまうと
運動不足 ＝ 症状の悪化
ということです。
ひきこもりになってしまっても
いつかまた、外を自由に歩けるようになりたければ
ひきこもりを理由に、運動しないわけにはいかないのです。
というわけで、これまでに呼吸法だけお伝えしましたが
今後は、シングルベッドくらいのスペースがあればできる
様々な運動をお伝えしていきたいと思います。
様々な運動をお伝えしていきたいと思います。
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『自分らしく生きるには』ボディーワーク編を実行することで、
〇 あなたの、運動不足でなまりきった脳がよみがえります。
〇 あなたは、ちょっと嫌なことがあってもすぐ気持ちを
切り替えられるようになります。
〇 あなたは、自分の心と向き合う作業がはかどるようになります。
〇 あなたは、より早くひきこもりから脱出できるようになります。
〇 あなたが、自分らしく生きる日が近づいてきます。
実行しなければ、
× あなたの脳は、運動不足のせいでゾンビ脳のままです。
× あなたは、何か嫌なことがあって落ち込むと
いつまでたっても落ち込んだままになってしまいます。
× あなたは、いつまでたっても自分の心との向き合いが進みません。
× あなたは、ますますひきこもりからの脱出が難しくなってしまいます。
× あなたが、自分らしく生きられる日が遠のいていきます。
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具体的なステップは、次回以降にお届けしますね。
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