少女峰 | 空と海・・・ときどき山のブログ

 少女峰(しょうじょほう)とは、

和歌山県古座川町を代表する奇岩の一つである。

 

 昔、九龍島に住みついていた海賊が村にいる少女に一目ぼれし

結婚を迫ったが、嫌がる少女は逃げ惑い、その岩山から

身投げしたという。

 

 

 

          

 清流 古座川にたたずむ秀峰の正規の登山道が分からず牛舎手前から登った。

 登山口は古座川町古田で

川の反対側は古座川町月ノ瀬である。

 

 

 

 牛舎前から登ると灌漑用水だろうか

池があるが、ため池らしくにごっている。

 

 

 

 池を過ぎ、ヌタ場を過ぎると少女峰が見えてくる。

 

 

 

 

 牛舎からかぐわしい芳香が漂う。

 帰り道も牛のにおいをたどれば良い。

 

 

 

 ブログなので大幅にはしょっていきなり山頂。

 

 

 

 反対側の山頂にダート道が見える。

 神秘的だな。

 何があるのだろう。

 

 

 

 眼下に月ノ瀬の駐車場が見える。

 ことごとく町内の無料駐車場は封鎖されている。

 わがらの町はわがらが守るということかな。

 

 

 

 

 今回のグーグルアース表示は失敗したようだ。

 いまいちよく分からない。

 

 

 

 

  2020年5月25日   (記録は往復)

 所要時間       2時間10分

 歩数            5072歩

 距離           3,09km

 

 

 

 無料駐車場は閉鎖されているので車を適当に置いていると

地元のおいさんがやってきて

おじさん『ここは地主の土地やぞ。

      まあ、今おらんからええけど。

      どこへ行ったんな?』

私    『少女峰です。

      海賊に追われた少女が身投げしたのですよね?』

おじさん『それは作り話というか・・・』

私    『民話ですよね』

おじさん『民話というか・・・』

私    『まんが日本昔ばなしみたいな感じですか』

おじさん『そうじゃな』

私    『山奥の池に鯉がいました』

おじさん『そうじゃろ。

      あれはワシがはなした。

      あの池はな、この辺の田んぼに水を引く為に作ったんじゃ』

 

 なかなか快活なおじさんだった。

 池にいるコイの話をするとうれしそうだった。