和歌山県の山、野竹法師の登山口を探してあれこれ、うろうろ・・・
今回、3つ目の登山口でようやく入山できたが
しかし、それにしても分かりにくい。
一つ目 本宮町川湯温泉の奥 静川
2020年6月9日現在 工事中のため通行止め
熊野新聞の記事の場所は、ここのことではないかな ↑
日刊 熊野新聞 2019年(令和元年)12月11日(水曜日)
『木地屋幻想 紀伊の森の漂泊民⑬』 桐村英一郎著
の記事 最後の行より
九鬼氏は木地屋の墓があった場所を良く覚えていないというが、
「金太郎墓」から遠くはなさそうだ。
というわけでみんなで現地に車を走らせた。
川湯温泉から県道241号を静川に向い、静川小学校の近くで
大塔川を渡って林道に入った。
上ること約十五分、前年夏の台風で道が大きく崩落し、通行止め。
「金太郎墓」や「本地下」を目前にして断念せざるを得なかった。
残念だが、山また山の野竹の景色を一望できた私は満足した。
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二つ目 尾和田橋(おわだばし)バス停付近 四村(よむら)川沿い
※ 写真なし
国道311号線
和歌山県本宮町渡瀬→檜葉→小々森→武住→野竹→大瀬
(路線バスに乗車した場合)
尾和田橋バス停で下車。
四村川に沿って旧国道を西へ向かい、皆根(かいね)川出合の手前で
四村川にかかる橋を渡る。
皆根川に沿ってしばらく林道を歩く。
やがて小さな支谷を渡ると野竹法師登山口に着く。
総評 登山口が見つからない。
おそらく登山口の手前で、林業関係者による工事により通行不能っぽい。
私が行ったときは若い男性と中年男性が山の中腹あたりを眺めていたが、
重機に乗った二人はおそらく山の中腹あたりからワイヤーで降りてくる材木を
受け止める作業だろう。
断言はできないが無理っぽい。
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三つ目 旧国道小広峠から小広和田川線、四辻大杉林道に入り
椿尾峠登山口から入る。
熊野古道 中辺路 小広王子跡から写真の旧国道を右に曲がる ↑
こちらは先程の写真の反対側、本宮町側から見た角度。
これを左に曲がる。
しばらく車で走ると三叉路に出てくる。
右に曲がると大塔村(奈良県の大塔村ではない)
ここを直進すると一つ目の登山口を目指した静川方面だろう。
その工事中の手前で椿尾峠登山口の非常に小さい看板が右側にあるが、
車でぼんやり走っていると、そのまま通り過ぎてしまう。
この林道はときどき大型ダンプカーとすれ違ったが
登る前と、下山した後にすれ違ったダンプカーは同じ車だろう。
この看板は小さく、茂みに隠れるようにひっそり立っていた。
何だか、せまい駐車場というより待避所みたいな場所だったが、
私はだいぶ手前で車を停めて歩きました。
そのせまい待避所へは車を入れるのは無理っぽい。
側溝にタイヤがはまる危険があるような気がする。
ここからまず椿尾峠を目指そう。
次回につづく。