和歌山県田辺市本宮町の中心部から
小栗判官照手姫の伝説が伝わる湯の峰温泉へとつながるコースが
大日越えです。
アップダウンは激しいです。
ここの登山口側からだと
しょっぱなから急勾配の
上り坂を上がります。
2,2kmくらい。
『~越え』とか『~峠』と名前の
付く熊野古道は、
最初から急な上り坂を
登るのが一つのパターンです。
ある程度、上がると本宮町の町並みが見えます。
大斎原(おおゆのはら)の中州の森が右側にあります。
徒歩で30分ほど上がった標高369mの所に
月見ヶ丘神社があり、近くにお堂があります。
鎌倉時代以降に作られた大日如来像が安置されています。
広大な宇宙そのものを表す大日如来は、
災厄をもたらす神霊を封じる力を持つと信じられ
熊野修験者の厚い信仰を集めています。
次回に続きます。