「夫のHがイヤだった。」
1年ほど積ん読状態になっていたのを(苦笑)
ようやく読了しました。
今回は書きたくなったので読後感と、
それに刺激を受けて出てきた思いを記事にしました。
ネタバレは最小限なのでぜひお読みくださいませ。
結論から言えば
すごくよかった。←語彙力ｗ
何がよかったって
思っている以上に
誰しにも起きるであろう、起きているであろう話であること
すごく内容が赤裸々であることと
そして
その原因の解明や解決に繋がるヒントも
たくさん散りばめられていること
ざっくりと述べるなら
そういう感じです。
読むことによって
自分責めをする人が減るかもしれない。
目が覚める男性が増えるかもしれない。
そう思えたことも大きいですね。
「セックスと愛についての勘違い」や
①気持ちいい愛あるセックス
②気持ち良くない愛あるセックス
③気持ちいい愛のないセックス
④気持ち良くない愛のないセックス
について触れてる
「愛はあるけど快感はないセックス」
って見出しの章が
本の後半にある構成もすごくよかった。
途中途中にある
産婦人科医の宋美玄（そんみひょん）先生のコラムもすごくタメになる。
巻末のAV男優の一徹さんと著者のMioさんの特別対談も本を全部読んだ後だからこそ、より響く。
さっきも触れたように著者の体験がけっこう赤裸々に書かれているからもしかしたら苦しくなる人もいるかもしれないけど
だからこそ、個人的にはかなりオススメな本だなと思いました。
女性にもだけど、これは男性にこそ相当におススメだなって読み終えて思ってます。
もしも男性で本読むのが苦手な人も
せめて最後の一徹さんとの特別対談のところを読むだけでも何かハッとすることがあるかもしれない。
興味の出た方はぜひポチって見て下さい。
本当に参考になります。
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夫婦のすれ違いが強くなっている時って
妻側は夫側を
夫側は妻側を
それぞれになんらか責めている場合がほとんどだと思う。
だけど
そのはじまりって
単に知識がないことが原因で起きていることも相当にある。
過去の自分や今の自分を考えても
カウンセリングでパートナーシップの悩みを聴いていても実感としてそう感じます。
つまりは
何か一つでも正確な情報を知っていれば防げるすれ違いも相当にあるということ。
男性であれば
AVは本当にファンタジーなんだよって知るだけでも違うし
生理の話一つとってもそうだよね。
詳しくまで知らなくても、極端な話、生理の時は思っている以上に女性は気持ちが不安定になりやすいんだなってぐらいのことを知ってるだけでも全然違う。
…男性側にはそれがわからない人もたくさんいる。なんなら女性の中にもそれを慮れない人もいる。
男女の関係や夫婦関係って
本当にそういうことが山ほどあるように思います。
山ほどあるけれど
生理のような性別によるところや
この本のテーマになっているHやセックスのことはとりわけ命にも直結してることだから
本当は男女どっちもが、
「もう少しだけでも知っている状態になる」
「それを下手くそなりにでも行動に結びつけられる」
ってところまでいけるのがまずは
『最低限のなっていたいところ』なんだろうなって思う。
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