うつや離婚を乗り越えたココロの整理術を伝授!

ココロの整理アドバイザー☆超夫婦円満カウンセラー

 

 

心屋認定カウンセラー 洋明(ようめい)です

ブログへのご訪問ありがとうございます

 

 

古傷のシリーズいよいよ最終回です

 

詳しくはこちらの記事をお読み下さい

このシリーズ前回までの記事

『私の古傷』プロローグ

『私の古傷』第1話~同級生の死への記憶の始まり※サブタイトル変更しました

『私の古傷』第2話~事故の前の出来事
『私の古傷』第3話~事故の後の出来事…勝手に抱えた罪悪感

『私の古傷』第4話~古傷の本体と古傷の癒やし方

『私の古傷』第⑤話~コンプリート

 

 

 

両親と話をした翌日の朝

私は5時頃に目を覚まし

布団の中で昨日の話を思い出していました

 

 

すると

その時の会話をきっかけに

一つの記憶を思い出すことになります

 

 

それが

Nから「お前のせいで死んだんだ」

この言葉を言われた後の自分の思いです

 

 

 

これまでの私の記憶では

私はこの言葉を言われた後

かなりすぐのタイミングで

「そんなわけない」という反発心と

「そうかもしれない」という罪悪感だけを抱え

それを悩みながら生きてきました

それを悩むことすら偽善なのではないかと考えて

悩みに悩みを重ねながら生きていました

 

 

だけど

この時に思い出した記憶

 

Nから「お前のせいで…」と言われたかなりすぐのタイミングで

 

「自分のせいのままにしておこう」

 

「自分が受け止めて生きていけばいい」

 

「彼の言ったことは誰にも言わないでおこう」

 

 

そう心に決めていたのです

 

 

 

何度も書いていますが

この頃の私は

仲の良い友達など一人もいませんでした

 

 

残念な話ですが

亡くなったAくんも私にとっては仲の良い友達ではありません

 

 

だけどNにとってはどうだっただろう…

 

 

そう、

 

NとAくんは仲のよい友達です

 

 

 

Nの悲しみは計り知れないと思いました

私なんかよりずっとNは辛い…

 

 

 

Nがやり場のない感情を

私にぶつけているのだと

当時の私ははっきり認識していたのです

 

 

 

やり場のない感情のぶつけ先がない辛さは

この時までに私は十分に味わっていました

だからこそ、ぶつけ先があるならそれだけでも楽になれることを知っていたのです

 

 

彼に何を言われようが

どっちにしても私は

仲間とは上手くいっていない存在

悪口を言われたり、陰口を言われている存在

 

 

だったら彼の言ったことを自分が受け止めれば

これ以上傷つく人を増やさなくて済む…そんな風に考えたのです

 

 

自分が我慢すれば平和だ…

自分が我慢すればNは少しは楽になれるだろう…

 

 

書いてて涙出る…

 

 

両親にNから言われたことを話さなかった理由

 

 

それは

 

 

それを話してしまったら

両親はもしかしたらNの家に行って文句を言いにいってしまうかもしれない

Nに直接注意をしてしまうかもしれない

 

 

それだけは絶対に避けなくてはいけない

 

 

だからこの話は両親どころか誰にも話してはいけないことだったのです

 

 

 

そして…

胸にしまいこんだ思いは

胸の奥にしまい込みすぎて

当時の自分には重すぎたということもあったのでしょう

いつの間にかこの思いを自分自身も忘れ

 

 

勝手に

 

「誰もわかってくれない」とか

「本音を言えない」とか

「嫌なことはやめられない」とか

 

そんなつまらない前提を作り上げる要素にまでしてしまっていたわけです

 

 

わかってもらえない方が、周りの人が平和だし幸せになる

本音を言わないほうが、周りの人は平和だし幸せになる

嫌なことをやめないほうが、周りの人は平和だし幸せになる

 

 

自分が幸せになれなくても

自分の行動の何かが

誰かの幸せにつながるなら

自分はちょっとは幸せなのかもしれない…

 

 

そんな考えをもとにして…

 

 

 

このことを思い出した時

私は心底「こいつなんていいやつなんだ…」と思いました

 

 

自分のことなのでちょっと笑ってしまいますが

 

 

本当に「こいつ、なんていいやつなんだ」「すっげーいいやつじゃん」

「めちゃくちゃえらいじゃん」

心からそう思ったんです

 

 

そしたら急に泣けてきて

涙が止まらなくて

布団の中で泣いていました

※気づいた妻は「なになに?急にやめてよ」とドン引きでしたが(笑)

 

 

 

そして少し泣いた後で

 

今度は

「だけど、すっげーバカじゃん」と思ったら

 

 

そうすると今度は笑えてきました

はた目には完全にあぶないやつです(笑)

 

 

まったくどこまでお人好しなんだよ…と

 

 

 

約27年間の一人コントがようやく終焉した瞬間…

 

 

専門的に言うならばこここそが

まさにインナーチャイルドが癒された瞬間でした✨

「やっとわかってもらえた…」と自分自身への誤解が解けた瞬間です

 

 

 

プロローグでちょっとだけ書いていた

今回の痰壺を飲んだことによる副産物とは

 

 

「ようめいはめっちゃいいやつだった。昔っから」

 

 

と心底思えたことです

あらためて書くと恥ずかしいですが、本当に思っちゃったから仕方ない(笑)

 

 

 

過去の自分は人間不信で

それ以上に自分不信でもありました

悩んでいることさえ、実はただのフリなんじゃないかと悩んだり

すべての行動が偽善なんじゃないかとも思っていました

わからないから偽善のまま生きていこうとさえ思いました

 

 

だけど今回のことで

自分はとても信頼のおける人間なんだと

自分自身が心から思えるようになった気がします

これってすさまじく大きなことです

 

記憶は700%嘘

心屋塾ではそんな風に表現されますが

こんな大事な記憶をないものにしていたなんて

記憶なんて本当に不確かなものだとあらためて思いました

 

 

 

ただ・・・そういう意味では

思い出したこの記憶も嘘かもしれません(笑)

 

 

 

だけど

自分も、自分の周りも

どちらも幸せになれる嘘なら

それはいいかなって私は思います✨

 

『私の古傷』シリーズはこれにて完結です

この内容はかなり自分の内面と向き合いながら書いたため

けっこうエネルギーを使いました

 

 

 

だけど、思った以上にたくさんの人に読んでいただけていて

仲間やクライアントさんからコメントをもらったり

面識のない方から応援のメッセージを頂いたり

何かの役に立っていたんだと実感することもできました

 

 

 

この「痰壺を飲んだ経験」は私にとっては幸せなことなので

私の幸せを伝えたことが

誰かの心をちょっと動かすきっかけになったのなら

こんなに幸せなことはありません

 

 

読んでくださる方がいるからこそ

シェアできた記憶です

なにしろ27年間あたためていたので(笑)

本当にありがとうございました

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この翌日の夕方に心屋塾のマスターコースを修了✨

 

私が心屋塾マスターコースに行こうと思った理由

 

もちろんリセットカウンセリングの手法に魅力があったこともありますが

 

それよりもなによりも

以前にカウンセリングを学んだ時に向き合いきれなかった何かに

自分自身がまずは向き合い切ることが一番の理由でした

 

 

無事にそれを果たして修了…ということにしておきます✨

 

 

私はこの経験によって

カウンセラーとしての自分の力がさらに深まったと感じています

 

ここには書ききれなかった話もまだまだたくさん…(笑)

 

もしも直接話してみたい、話を聴いてみたいと思われた方がいたら

ぜひ一度会いに来てください(^^)

 

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2017年1月27日(金)にドラマ「逃げ恥」にからめたランチ会を行います
 
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