ココロの整理アドバイザー
超夫婦円満カウンセラーようめいです
(心屋マスター48期かのマス)
お待たせしました
『ある価値観を握りしめるまで』もとうとう完結へ向かいます
前回までの記事はこちら
いよいよ元妻と付き合うことになった私は
ゆがんだ価値観のもと
交際をつづけていきました
もともと友人からのスタートだったことが幸いし
高校生ぐらいまでの頃のような
相手を思うあまり「好きで好きでしょうがない」
という感じにはならなかったため
ドキドキ感みたいなものがほぼなく
変に緊張しなかったのも交際が続いた理由ではあると思います
そしてなによりも
これまでの経験から
「絶対に大事にする」
「自分が幸せにする」
この言葉の意味を捉え違いしたままだったことも
長続きに繋がっった一番の要因です
私はこの2つの言葉を
当時こんな風に捉えていました
「大事にする」=本人の想いを叶える、本人の思いに沿うことをする
「自分が幸せにする」=相手がどんな状態でも受け止め続ける
この2つだけを見ればそんなにはおかしくないようにも見えてきますが
そこにもう一つ
『自分を犠牲にしてでも』
この言葉がピッタリと貼り付いていました
一見美しいように見える「この言葉」「この価値観」
これこそが最大の歪みだったことが今ではよくわかります
そのため、付き合っていた頃(結婚してからも)
基本的には自分の思いは消し去り、彼女に合わせようとし続けました
当時の価値観で言うならば
「彼女の想いに沿うこと=自分のしたいこと」
この図式になるように常に努力をしていました
こう見ると自分自身で主従関係の調教をしているようなものですね(^_^;)
いくつか例をあげると
・待ち合わせに1時間遅れは普通。3時間遅れがMAX(数回あり)。遅れる連絡なしについて
→待つ相手がいるだけ幸せ…と思うようにしていました。もともと待つのは苦はないので心配こそすれ怒りがわかないので怒ったことはありませんでした。
はじめの頃は心配して連絡をとっていましたが、「急かされた」と注意されたととられて、泣かれたことがあったため、それからはとにかく待つようにしました。彼女に悪いことをしたとも思っていました。
それからは、連絡がなくてもMAX3時間でやって来ることはわかっていたので、1時間遅れで来るときは早いな、今日はがんばったなと思っていました。
今振り返ると「早く準備ができない」と嘆く彼女を励ましていたような記憶はあるものの、遅れたことを謝られた記憶はありません。当時はむしろ自分がそう思わせてることに罪悪感を感じているぐらいでした
・携帯番号に女性の名前があるだけで疑われることについて
→疑わせている自分が悪いと考え、女性の名前をすべて消去しました。
仕事の連絡先は当時は紙ベースの連絡網があったため、必要な場合はその紙を見て連絡をとりました。万が一女性の同僚に連絡を取った場合は履歴はすべて消去です。
元妻が勝手に携帯を見ているのは知っていましたし、一度だけ本人からそれを謝られたことがあります。謝らせてしまうう疑わせてしまう自分が悪いと自分も謝っていました。
他にもエピソードはありますが
だいたいこんな感じで、自分が罪悪感をはたらかせてすべて自分が悪いことにして
自分の気持ちを捻じ曲げてなんとかしていきました
でも本当は…という思いはもちろんありました
「せめて一本連絡くれればいいのに」「心配だし」「待ってる側の気持ちにもなって欲しい」
「携帯見るそっちが悪いんじゃん」「疑う方の問題でしょ」「めんどくさいわ」
これらは当時確かに思っていましたが
冒頭にも書いたように
「彼女の想いに沿うこと=自分のしたいこと」
この図式になるように常に努力をしていました
という自分なので
それができていない自分ということで
そう思う事自体に自分自身でNGを出していました
だからこそ本人に思いを一度や二度は伝えたことがあっても
そこで彼女の反応がかんばしくなければ
それからは思っていることは伝えず彼女の想いに沿う方の選択をするようになりました
そんなこんなしながらなので
多少の山あり谷ありや
気持ちの行き違いや少々の喧嘩のようなものはあるものの
私自身の価値観を捻じ曲げることで
(もちろん相手もたいへんだったと思いますが)
見た目にはそれほど波風が立たない感じで交際は進み
1年を少し過ぎたころに「結婚」を決断する流れがやってくるわけです
長くなったので今回はここまで…
前回の記事を書いた段階では今回でこの記事で最終回にする予定でしたが
思いの外長くなってしまいました(笑)
次回完結編の後編で
「ある価値観」とは何なのかようやく書くことができそうです
このシリーズのファンの方
もうしばしお待ち下さい✨
そして、あらたなメニューを作るミッション(宿題)ができたので
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