元気な時によく着ていた服に着替えさせてもらい、旦那の実家のある街から深夜にも関わらず遺体の引き取りに葬儀屋さんが到着した。

旦那の無念の涙のように、ポツポツと雨が降りだした。
寝台車に乗せられ旦那は病院裏口から葬儀場に連れて行かれた。
家に連れて帰ってあげられなくて本当にごめんなさい。
孫の頭を撫でて、やっとの思いで私の車に乗り込んで病院に向かったのが本当に家での最期の姿となってしまった。
その時に覚悟はしていたものの、現実になってしまった。
あの時はああするより他に旦那を楽にしてあげられる術がなかった。
きっと旦那は帰って来るつもりでいただろうに。
本当に本当にごめんなさい。

明くる朝、早朝に前妻さんが迎えに来てくれ、初対面に近い旦那の親族の方々と通夜、葬式が執り行われた。
前妻さんと、旦那の息子さん二人がずっと私に寄り添ってくれ、何とか見送る事ができた。
親族が遠方から来た私のために宿を用意してくれており、奇しくも旦那を看取った病室と同じルームナンバーの鍵だった。
前妻さんも一緒に泊まってくれ心強く、明くる日の出棺や骨拾いその都度その都度ずっと側に居てくれた。
旦那が、不義理をしたとずっと悔やんでいた姉、妹、弟・・・
そして一番心配をかけたくなかったお義父さん、みんなに見送ってもらい、本当に本当に幸せな最期でした。

私の力では旦那を治してあげれなかった。
けれど、前妻さんや息子さん逹が本当に大きな力を貸してくれ、旦那が帰りたくても帰れなかった実家へと帰る事が出来た。
跡を取っている弟さん始め、他の御兄弟の皆さんにも感謝です。
自分が生きているうちはちゃんとした葬式をあげ墓にも入れる!と喪主を務めてくれたお義父さん。
辛かったでしょうに本当にありがとうございました。

また、私に看取ってくれた御礼を言って下さったご親族の方々にも本当に感謝しかありません。

立派なお葬式をあげてくださり、旦那にとっては本当にこれ以上ない幸せな最期であり、旦那は想像もしていなかった事でしょう。
旦那の嬉しそうな笑顔が見たかったな。

別れた亭主の看とりから葬儀まで3日間、ずっとそばにいてくれた前妻さん。
本当に本当に男前でしたおねがい

二人の女に見送られこんな幸せな事はないんじゃないかな?

旦那が、不義理をしたことをずっと悔やんでいた長姉の旦那さん。
旦那の憧れの人でした。その長姉の旦那さんに旦那は実母の葬儀には出席させてもらえませんでした。

今回の旦那の葬式は長姉ではなく、長姉の旦那さんが出席する!と言い張り実現したらしいです。
大雨の中来てくださり、骨を拾ってくれました。
旦那にとって、こんな嬉しいことはなかったでしょう。

自分の親、兄妹に迷惑をかけ、元嫁や息子に苦労をかけ、でも最期はみんなで和やかにしめやかに全てが終わりました。

終わりよければ全てよし照れ
有終の美を飾る事ができたこと、皆々様に感謝です。
旦那にとって夢にも思わなかった事でしょう。

また、今まで応援してくださった皆様本当にありがとうございました。
主人は天に召されてしまいましたが、闘病中の方、どうか希望を捨てず生ききって下さい。     

茶々のブログは今回を持って終了と致します。
たくさんのコメント、メッセージ本当に本当にありがとうございました。
皆様に支えていただき今日があります。一日も早く前を向いて生きていくことが私に出来るせめてもの恩返しだと思い頑張ります。
ありがとうございましたおねがい