日本での病名は 『強迫性障害』
英語では 『OCD』
訳すと
Obsessive(取りついて離れない)
Compulsive(まじめすぎる)
Disorder(混乱)
ボクは簡単に
OCD (お前を コントロールしたい 大魔王)
と勝手に解釈してます。
真面目な人間の その真面目過ぎる性格を
ターゲット とする
お前を コントロールしたい 大魔王
特に、標的を 精神的に追い詰めるという点において
大嫌いです。
トモちゃんとは、恋人同士 (トモちゃん22歳)に結婚し、
子供が出来てからも、兄弟や友人・知人など、
誰からも、
「仲がよくて、ラブラブで、うらやましい夫婦」 と、ずっと言われてきてます。
ボク自身、
「ホントに最高の女性と結婚できた」。
と、幸せいっぱい 胸おっぱい (^_^;
でした 。
ありゃ (^_^;
過去形じゃねえか
基(もとい)
幸せいっぱい 胸いっぱい
です。
結婚から十数年後、
なぜか、掃除をしないのです。
それまでは、きちんと毎日掃除
…ほんと驚くほどキレイにしていたのに…
おかしいな?
と思い、不安が募る毎日。
日を追う毎にひどくなり、料理・洗濯もしてくれなくなりました。
いつも手を洗ってばかり
学校の会合などにも遅刻
出かける時の家の確認は長い
家族旅行などの出発など 2~3時間の遅れはあたりまえ
「なぜ、もっとしっかり出来ないんだ!」 と叱責
怒鳴りもしました。
お恥ずかしい限りですが
この頃のボクは 相当に荒れてました。
2002年の11月頃だったでしょうか?
たまたま観ていたテレビの
「サイコドクター」というドラマのシーンで
精神科医を扮する竹野内 豊さんが、
「なぜ止まらないんだ!」
とつぶやきながら、何度も何度も手を洗うシーンがありました。
「トモちゃんと同じだ!」
「ハッ」 としたボクは、ドラマに釘付けになり
その後、いろいろ調べ
「強迫性障害」 を知りました。
その後、アメリカの先生が書いた翻訳本などを含め
書籍を読み漁りました。
そして、トモちゃんに
「この本を読んでみたら?」
「行動療法というのがあるよ」などと、
いろいろ奨めました。
しかし、本を読もうとしません。
治そうとする気がないように思え、ボクは苛立ちました。
…スグに結果を求めるのが、悪い癖 (^_^;…
強迫性障害を援助している皆さんも
スグに結果求めないようにしよう ではありませんか (^o^)
「トモちゃん病気なんだ。我慢しよう、我慢しよう。」
と、自分に言い聞かせるのですが…
どうしても仕事のストレスがたまった時など、
「辛いのはわかる。でも、なぜ、その辛さから脱出しようとしないんだ!」。
「なぜ、本などを読んで、治そうと努力しないんだ!」
と語気を荒げてしまう。
そして、また数日我慢する。そんな繰り返しの日々でした。
いま思えば、いちばん脱出したいのは本人なんですよね (^_^;
でも、それが出来ない
…というか、
「もっと、頑張れ!」
「もう、止めろ!」
「お前、おかしいぞ!」
とか、言えば言うほど
深みにはまる と思います。
『禁句』 かとも思います。
「頑張らないで良いよ ♡」
「今はボクも時間あるし、思う存分やってくれぇい♡」 …半分投げやりのボク (^_^;
「おかしくない! 一つの個性だ! 貫け!」
だと、言われた本人は
安らげるのかと思います。
そんな頃、和久廣文先生の著書
「家族に贈る強迫神経症の援助法」 に出逢えました。
一気に読破し、衝撃を受けました。
心の中ではありますが 慟哭しました。
「こんなにもトモちゃんは苦しんでいたのか?」
「自分は、何の援助もできてなかったじゃないか」
「俺の叱責は、さぞかし辛かったろうな」
そう思いながら、もう一度、一行一行、行間も心眼で追いました。
この本をみて、少しは俺も解ったよ。
今まで、何にもわかってやれなくて悪かったね。
ごめんね
トモちゃん自身が一番辛かったんだね。
トモちゃんは 嗚咽を漏らしました。
ボクは続けました。
この先生は、
自らが悩んで、
それを克服したみたいよ。
自らが苦悩してきた人だから、
きっとトモちゃんも共感できると思うよ。
などと、話し方などを工夫し、
読んでもらえるよう努めしました。
すると、今までは、私の助言に対し、
少しも耳を傾けてくれなかった彼女が、夢中で読んでくれたのです。
本(著者)が発する光のような何かを感じたのだと思います。
しかし、
その後もトモちゃんは、
「流す心」などを実践しようとはしませんでした。
時が経つに連れ、私も援助法を忘れ、
元の、
トモちゃんを責める自分 になりつつありました。
何よりも、
「治そうと努力してくれない」という事が、ボクには一番もどかしかったのです。
これも今思えば
ボクは何も解ってなかった (^_^;
トモちゃんが一番辛かったのだと思います。
日々、辛かったのだと思います。
14回目の結婚記念日の翌日
「私、治したいの」。
「お母さんとも、お姉ちゃんとも相談し、何とか治したいの」。
泣きじゃくるトモちゃんがいました。
気が変わらないうちにと (^^;
早速、和久先生に手紙を書しました。
電話でも相談にのってくださった、和久先生。
和久先生の電話カウンセリングを受けて間もなく
明らかに違うトモちゃんを感じました。
しかし、それきりでした。
なぜなら、和久先生は、高齢で、これ以上の仕事は限界、
電話カウンセリングを受けられなくなってしまったからです。
その後、また元のトモちゃんに戻ってしまい、
ボクは、忙しい仕事の毎日子供の弁当作り、掃除などの家事、に疲れました。
ある事がキッカケで、ボクは爆発し、トモちゃんを実家に追い返しました。
この時は、、
「離婚かな」 と、思い見てたのです。
お義母さんからの連絡で、「話を聞いて欲しい」と言われ、
行って会うことに。
語らうなかで
「我が娘を、どうか、お願いします」
そんな心情が、ひしひしと伝わってきました。
再度、
「受け入れよう」
「助けよう…」
「一緒にやっていこう」
と、思い定めました。
…って
カッコつけてますが、
半分は
「しゃあねぇなあ、俺がついててやんねえとダメだべ」
「縁あって、夫婦になったわけだし」
「俺が面倒みるしかねえよなぁ」
という、お手上げに近い情感を持っていたのです (^_^;
俺がやらなきゃ 誰がやる
より
俺がやらなきゃ 誰かやる (^_^;
の迷言が好きなボクにとって、当時、大きな決断でした。
思うままに身勝手に綴っていますが
ブログって、これでも良いのですよね? (^_^;
とりとめのない文章となっておりますが
今回、何が言いたかったと言うと
家族に、OCD(強迫性障害)を持った人がいたなら
どうか どうか どうか
援助してあげてください。
見捨てないでください。
明るく接してください。
ということです。
例えば、手足が不自由な人は、見て判断できるので、
援助しやすいです。
ですが、OCD(強迫性障害)は目に見えません。
傍から見たら
「なんで、2時間も3時間も、手え洗ってんだ!」
「出かけるのに、何度 確認したら気が済むんだ!」
「トイレ 早く出て来いよ!」
「書いたメモ、何回 見直しすりゃ気が済むんだ!」
「なんで、いつも不安そうな顔してんだ!」
ほんと、不思議で仕方ありませんよね (^_^;
でも、いちばん辛いのは本人なんです。
本人の意思とは無関係に
本人が苦しめまば苦しむほど、それを好物として
さらに追い打ちをかけ 混乱させるのを この上ない喜びとする
大魔王にコントロールされている本人なのです。
しつこいけど、もう一度 (^_^;
家族に、OCD(強迫性障害)を持った人がいたなら
どうか どうか どうか
援助してあげてください。
見捨てないでください。
明るく接してください。
ボクも まだまだ わかっているようで わかってません
今でも トモちゃんの行動に対し
怒ったり
激しく物にあたったり
大声を張り上げたりする日もあります。
だからこそ 同じ境遇にいる皆さんのアドバイスを受けながら
楽しく過ごせたら良いな
と思ってます。