春になり、修士2年、学生最後の1年が始まった。
「学生」という文字の通り「学ぶ」ことを全うできる最後の1年間である。
就活を終え自分に残っている最低限の課題は修士設計だ。
しかし、残り1年間、修士設計だけに注力していても時間の無駄である事は確実であり、学生だからこそ出来る事をやり切らなければ、自分が満足しないであろう。
そこで、ラスト1年の計画を立て有意義にする事を目標にし、日々思う事、疑問として残しておきたい事、いつか閃くかもしれない事を文字にして起こしておき、自分の成果としてここに綴っていこうと思う。
目標を遂行するにあたり、大きな目標、小さな目標を立て、それぞれを自己評価していき、常に生産性のある思考力を保ちたい。
まず大きな目標として、
・修士設計をやりきる事
・宅建に合格する事
・建築の知識を増やす事
次にそれらを達成するための小さな目標を立てる。
1、修士設計
・計画的に遂行する。
これはどの分野においてもそうだが、特に修士設計は計画的に遂行しなければ破綻の余地が広がって行く。2回ある中間発表、そして最後の講評会で悔いの残らないものにするためには計画的に進めなければならない。確か1回目の中間発表が7月にある。それまでにテーマ、内容、自身の考えをまとめる必要がある。6月中には固めておきたい。そうなると残り2ヶ月である程度の方向性を固めるべきであろう。
・自分の考えをぶつける。
建築意匠もいわば芸術の一種だ。作り手の表現力もそうだが、何を表現したいかという想いの強さが原動力になるだろう。そのためには思考を整理し、何を表現したいかを明確なものにしなければ芯がぶれ、作品としての完成度が落ちる。自分が感じている事を言語化し、整理して、表現するものを明確かすべきであろう。
・整合性を早くとる。
既存のことをやっていても意味がないわけであり、新しく挑戦することに我々の設計は意味が出てくる。しかし、論理破綻していたり、設計者のエゴで作られるようなものになっては意味がない。現実と照らし合わせ、また多視点的に、他己分析し、整合性の取れた論理が取れて初めて評価される。これが一番難しいし、これを第一優先にしてしまうと新規性に欠ける。先述した「自分の表現したいもの」が整合性を取れているか、常に確認する必要がある。
2、宅建試験
・計画的に遂行する。
これは言わずもがな。1、でも記述していることであり内容が同じであるため割愛。
・「覚えなくちゃいけない」ではなく「ここまで知れるのか」という、新しい発見として捉える。
もともと暗記科目が苦手であるがゆえに、正直不安なところはある。しかし、苦手というよりも覚えなくてはいけないというネガティヴな発想であるからそうなっていたのかもしれない。実際、うんちくみたいなものや豆知識などは好きだし、好きなものは結構覚えているものである。ポジティブに考えることは得意としているからこそ、それを発揮して、自分のものにしていきたい。
・漏れを作らない。
仕事で使うわけであるから、自分はプロでなくてはならない。そのプロが漏れがあっては、仕事として成り立たないであろう。自覚をもち、気を緩めずに勉強していこうと思う。
3、建築知識
・知る喜びを作る。
これは2とつながることである。知識は武器になる。「ペンは剣よりも強し」という言葉があるが、大学に入り、特に修士では感じた。知識の豊富さが新たな発見を生み出し、より発展性をもたらしてくれる。建築学生でありながら建築を知らない自分は今恥ずかしい身分であることは重々承知である。自分がオーケストラを好きになったのは知る喜びを知り得たからである。同様にして建築も同じことを望みたい。
・自分の考えを作る。
知識ができたら、それに対して自分はどう考えるかをまとめる。知識はあくまでも受け身であり、暗記だけなら誰でもできる。自分にしかできないのは、その知識について自分はどう思うかを考えることである。それにより、知識はより深いものになる。
・議論する。
自分で思うことは自分にしかできないが、自分と違う意見を考えるのは自分ではできない。独りよがりになっていては、考えが凝り固まる可能性がある。そこで、自分の意見を自分以外の誰かに言い、知識をさらに広義的に解釈することで、その知識の本質を知ることになる。
以上が簡単にまとめたものである。大きな目標も小さな目標もそれぞれ3つに絞った。多すぎても自分では遂行できないかもしれないからだ。今後さらに考えは変わっていくだろうが、少しづつでいい。1日1日を大切にしてこれらを遂行していきたい。
余談ではあるが、この他にオーケストラの仕事がある。また、ちょっとずつ料理も始めた。あまり硬くなりすぎても自分が疲れるだけだから、こういった少し違う話題も組み込んでいこうと思う。
今日はもう遅いので、明日、これらに向けての下準備を進めていこうと思う。