それは僕の夢だったかもしれないなあ。
気が付いたらリビングのテーブルにあたまを突っ伏して寝ていた。
ネズミランド、それはネズミが直立して闊歩するアミューズメントパーク。「ハ~イ、ボク、ネズーミだあよ。チューチューとチャーシューがなかまだよ。」
ネズミたちの頭は小さくて10頭身、やたらと背が高くて180cmもありそうだ。画一的すぎるのも気味が悪い。そこに、僕が紛れ込むとどっちがホストか分からなくなる。
ネズミたちはいつも薄ら笑いを浮かべ、パークにやってくる客を最大限にもてなすが、所詮ネズミのやることだからたいしたことはできないようだ。
腐りかけたチーズをだされても困るのだが