外は雨降り、気温低し。暗め。

天気にかかわらずおなかは すくらしく
冷凍庫をあさる。

世界の終わりだというのに、
終わる様子もなく、徴候すらなく
平和な日常が続くことに絶望し
目の前に探し当てた冷凍のナポリタンを食す。

君は知っているか?
ナポリタンは日本の料理だということを。

衆知の事実を伝えたかったわけではないが
昔、日本のどこかでパスタにかける
トマトソースのトマトが調達できなくて
しかたなく
ケチャップソースを代用したのが始まりと聞いている。

ナポリタンを食しながら
こんなことを考えてたので
ごちそうさま した後に
ググる。

ナポリタン 関西ではイタリアン?
名古屋では、鉄板の上に溶き卵を落とし、
ナポリタンをのせたものをイタスパと呼ぶらしい。

パスタといえば
ペペロンチーノが定番なので
こちらも検索。

すると呪文のような小気味よい言葉が登場。

アーリオ、オーリオ、ペペロンチーノ

推定訳=さあ、いでよ、ペペロンチーノ かと
おもいきや
にんにく、オリーブオイル、赤唐辛子だった。

大好きなパスタ ペペロンチーノの正式名が
アーリオオーリオペペロンチーノだと知らされたこの瞬間。

僕はローリングサンダーに撃たれた旅人のように倒れた。
・・・・・あくまでショックをうけた時の心象風景なので気にしないで下さい。


ペペロンチーノソースはパスタの下味で、
うどんで言えば、すうどん みたいなものだということが判り
さらに2℃めのショック

  そとの温度は0℃らしい。

それでもってジェノベーゼは、ペペロンチーノに
バジルソースを絡まさせたものだそうだ。

今僕を悩ませるのは、

バジルは摘み取ったあと洗わずに食す

という記述だった。