色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
読みました。

感想。

とても読みやすかったし、
わたしの村上春樹的思考欲を充たすのに十分でした。
いつものパターンでは誰かにとってただの通過点だった「僕」が、通過点である駅をつくるっていう
なんちゃってー

ただいつも通り無意識世界のプールには通ってますがな

ファンタジーすぎるわけではなく、
一応シロがなんで死んだとか謎はあるけどそれは考える必要はないし事実をただ受け止めればいいだけ
どちらかといえばハッピーエンドだしよかった

1Q84が好きな方にはあまり受けないかもしれませんが
作者が読者のこと考えて作品書くなんて違うからね

わたしにとって村上春樹の作品は
何を伝えたいのかとか考えるんじゃなく、
自分がどれだけ僕思考に近付けるか、
を楽しみます(それを村上春樹的思考と呼ぶ)笑
すんなり楽しかった( ´ ▽ ` )ノ


ただ、フィンランドでの運転は国際免許いらないの?
車も持たず海外に一度も行ったことなかったつくるさん、すんなり左ハンドルでどれだけハードボイルドなんだ、

そして、六本から五本にするのと、五本が四本になってしまうのと、どんな違いがあるんだろう、
いずれも欠落、?

さて、賢い猫にでもなるとしよう。


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勉強いやだなとか

明日何着ようかなとか

何歳には結婚して

働いて子供産んでとか


普通の未来が地震で津波で亡くなった人たちにも

ちゃんとあったはずなんだ

それはどこにいってしまったんだろう


あたしは関東の海の近くに住んでいるけど

大きな津波が来たらきっと助からない

寝る準備をしながら地震警報が鳴って、

改めてそんなことに気づいた

自分の未来が無くなるかもしれないんだ


あたしに何ができるんだろう

芸能人みたく大金なんて出せないし

政治家のように動く力もない

メディアに訴える手段もない


もっと復興が進んでほしいって想う

でも自分の生活を犠牲にしたくはない

自分が、幸せになりたい

「自分が、幸せ」

恥ずかしいけど本当


被災地の変わらない状況を知っていても、

前と同じようにあたしは生きてる。

満員電車に乗って、会社に行って、帰ってきて家族とご飯を食べて、



何か違うんだ

多分あたしは間違ってる

きっとできることがあるんだ

日本のみんながそれに気づけば、

絶対にもっと良くなるはずなのに

あたしに何ができるんだろう

あたしに何ができるんだろう

それがなかなかわからなくて


めちゃめちゃ悔しいよ


自分のしたいこと、欲しいものも分からないのに、どうすれば心が満たされるかなんて、分かるわけない。

誰かにとって、ただの通過点でありたくない。だけど、誰かの人生を左右させたりしたくない。
心のどこかで思っていた、こうなりたいという理想にはまだまだ届かないみたいだ。
それは、しあわせにはいろんな形があるから。

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