T・Kが会いたいと電話してきた。。。


”今すぐに・・・・”


ハイ無理です。。。


深夜12時をまわり250キロも離れたあなたに

今すぐ会いに行くことはできません。。。


しかもお互い明日は仕事だよ。。。


でも本心・・・すぐに飛んで会いに行きたかった。。。


T・Kとは今は同じ会社ではあるが全く別の部署へ

T・Kが異動になったため仕事中に顔を合わせることは

なくなった。。。


基本私から連絡することはあまりない。。。

というかできない。。。

家族と一緒だったら・・・

なんて事を考えるとなかなかできない。.


なんで気まぐれT・Kペースで連絡が入る。


何ヶ月もお互い連絡しない時もある。


私がこのままT・Kを忘れて新しい恋でもしようかと思って

動き始めると決まって連絡をしてくる。


見てるのか?

そして平穏だった私の気持ちは乱され・・・

またT・Kモードへ引ずり込まれる。。。


やっぱ好きなのか・・・と。

なんて罪深い男なんだ。



私はT・Kの本心が未だにわからない。。。



今まで都合がいいようにされてきたこともあった。


それなのになぜ彼が好きなのか??

自分でもよくわからない。。。


彼は私を好きだと言ってくれる。。。

いつも思ってるとも言う。

でもそれも本心かはわからない・・・


なんでそんな男を求めてしまうのか??

好きではなく。。。

T・Kという存在を失いたくないだけなのか??



わからない・・・自分の気持ち。。。



二人で会うときは普通の恋人のように過ごせる。

しっくりくる・・・楽しい・・・なんでも話せるし・・・居心地がいい。。。


だから自分だけのものにしたくなる・・・・

でもできない・・・それを思うと・・・辛い。。。

そんな繰り返し。。。



今回の電話で初めてT・Kが私に話したこと・・・


実はずっと奥さんとうまくいってなかった。


連絡してくるときは奥さんが里帰りしてる時が多かった。

それが頻繁だったからおかしいなとは思っていたが・・・


T・K:子供がいなかったらとっくに別れてる。。。


そこまで?私かなり驚く。。。


まぁいろいろあるよね。。。夫婦って

なんて・・・私が言うセリフでもないが・・・


会いたい・・・

会いたい・・・

T・Kは何度も言った。。。


私もずっと会いたかったんだよ。。。

でもいつも言えなかった。。。


会いに行こうかな。。。週末にでも・・・


バカだな・・・私・・・














彼が部屋をノックする。




鍵を開け中へ入れてしまった。。。


私も部屋へ入れれば何かが起こるとわかっていたはず。。。




T・Kと結ばれた。


抵抗したが・・・T・Kの気持ちは強かった。




かなりの量のお酒を飲んでた私・・・


普段だと飛んでしまう記憶だけど


その日の事は鮮明に覚えてる。。。


だからこうして書けるのだ。




私はT・Kが嫌いなわけではない。


むしろ好きだ。第一印象から好きだった。。。


でも既婚者は私の恋愛からいくと論外だ。




そしてこれからもずっと一緒に仕事をしていく中で


今までどおり接する事ができるだろうか?


それがすごく不安になった。


それをT・Kに話すと・・・


”二人しか知らないことだから普通にしとけばいいんだよ”って


できるわけない。。。




奥さん・子供にも物凄い罪悪感を感じてしまった。


でもこの事はT・Kには言わなかった。。。




酔った勢いの一夜で終わるのかとも思ったけど・・・


そうではなくその後もT・Kマジックにすっかりはまって


しまった私。。。




でもいつも本気になるんじゃないっと自分の心に


言い聞かせながら彼と会っている。。。


決して自分のものにはならないひとだから・・・


でもこれがものすごく辛い・・・


楽しいあとは・・・いつも苦しい・・・


だから嫌いになろうとする・・・でもできない・・・好きなんだ。。。




ずっとこんな日々を過ごしてきた。。。




本当は彼を忘れて現実をみて過ごしたい私と・・・


非現実的な行動をするT・K・・・


そこにはものすごい大きな気持ちの差があるのだ。




勝手だよ・・・T・K




でも一番バカなのは私なんだ・・・わかってる。。。







そして・・・徹底的な事が起きたのは

この飲み会の帰り道・・・


EちゃんとT・Kは同じホテル泊だったので・・・

とりあえず先に私が泊まるホテルへ送ってもらう

ため一緒にタクシーに乗り込んだ。


Eちゃん助手席、T・Kと私は後部座席へ

私は送別会の主役の方からいらないからあなたに

あげるよってもらった大きな花束もっていた。


いろいろタクシーの中でEちゃん一人しゃべっている。

私が泊まるホテルが近づいた時T・Kが私に突然キスをしてきた。。。


私は両手ふさがってるし、何も出来ず受け入れてしまった。

私はEちゃんに見られてないかそっちばかり気にしていたが

T・Kはおかまいなし。。。もう一回してきた。。。


そしてホテルへ到着。

”また明日”と二人に笑顔で別れを告げる。


別れて部屋へ行くあいだの私・・・

一人でテンパってた。。。

酔いも一気に醒めた。。。


部屋に入り心を落ち着かせる。。。そしてT・Kの携帯へ電話した。。。


彼:もうホテル着いてEちゃんと別れたからそっちへ向かってるよ。。。

私:え~なんで。。。ダメだよ。。。来ちゃダメ。。。どういうつもり?

彼:いや、今から行くから。。。部屋番号教えて。。

私:いや、ダメだよ。。。

彼:行く。教えて。

私:○○号室。。。


教えてしまった。。。