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今回は、Kraの2ndミニアルバム『君に質問!』です
電車の優先席を真似たジャケットがポップで結構気に入ってます。まあインディーV系のミニアルバムはブックレットのペラペラさとチープさに、何とも言えないがっかり感があるのですが(笑)
このアルバムを聴くと元気良くギターをかき鳴らす舞を思い出しちゃうなあ。いろんな部分でタイゾの方が好きですが
『君に質問!』
デモテープにも収録された、Kraの代表曲。ピアノから続くサビはメロディアスで可愛らしさがある。ポップなだけでなく切なさもあるところもKraらしい。大サビ前では、ファンとの合唱が定番になっています。1番最初の音源でもあり、彼らのファンシー&メルヘンなイメージを世に印象付けた一曲
02.ミセス ★★★
03.例え ★★★☆
今度はノリのいいポップロックへと変わります、この曲も人気がありますね。エフェクトをかけ、ふわふわと漂うような質感を表しているギターもいいアクセント。サビはファルセットのか細さが気になりますが、ノリの良いメロディアスな歌を効かせてくれます。ピカソなどの人物名が出てくる歌詞も印象的です
04. ショータイム ★★
ラストはこちらも定番の暴れ曲。狂気じみた語り風のAメロから。「ああああああああああああああ」と叫ぶだけのサビがインパクト大。「ガウガウガー」って(笑)。メンバー紹介と「お前らライブに来て確かめろ」という台詞も入り、まさにライブ用の曲。ホーン風のシンセやウォーキング風ベースなど工夫はありますが、やはりライブで聴く方がいいですね
05.
ハードロリータ ★★★★
豪快な演奏と荒々しいボーカルに、THE BACK HORN的なクサさ・渋さがありますね。Aメロではコミカルになったりとメリハリが効いています。ツーバスでさらに疾走するアウトロも熱い熱い
ロリータというか、バンギャへの応援ソングとなっていますが、その歌詞がなかなかにグッとくるものがありますね。男ですが(笑)。都会に生きる悩み多きバンギャ、特にティーンエイジャーの人はぜひ歌詞と共に聴いてほしいですね
総評 [お気に入り度★★☆ / おススメ度★★★☆]
前回の1st miniから引き継いだ部分もありつつ、幅も広がった。変わらないメロディーの良さは安心できますね。今でこそ全員が上手く成長していますが、この時点ではまだまだ。 アクセントとなる要素が、いまいち効いていないというか薄いというか。まあ舞のギターは感情的にかきむしってこそな部分もあるのですが、どうしてもチープさが目立つ
人気曲も多いので、初期の音源を求めている人には1番おススメです
ベストソング / ハードロリータ