産休中の給与所得者 いつ復帰するとお得?
育休から復帰するのはいつがお得?
育休中の方はいつ復帰するか?悩みどころだと思います。
私がオススメするのは、産後何ヶ月後か?という話ではなく、
何日に復帰するとお得か?
という話です。
答えは、断然月初に復帰しましょう!、ということです。
簡単に言えば
給与は日割り計算だが、社会保険料は月単位で発生するためです。
例えば給与が15日締め、給料日が25日の場合を考えてみましょう。
簡単に図示すると以下の通り。
4/25の給料は3/16-4/15の勤務期間となります。
これを踏まえて、各境界線でどの程度手取りに差が出るか考えます。
例えばC列の期間、3/31に復帰するとします。
すると3月は収入たる給料は発生しないのに、保険料だけ発生してしまいます。(赤字)
では次にD列の期間、4/1に復帰するとします。
すると3月は勤務していないので3月分の給料は当然無く、しかも3月分の保険料は発生しません。
さらにC列からE列まで順に追っていくと分かることがあります。
月末復帰は保険料が日数に依らず満額発生するため損することが分かりますが、一方で収入たる給料はなるべく日数を稼げた方が良いことが分かります。(太字の日割り部分)
つまり、結論としては
月末復帰は損、なるべく月初の早めに復帰した方が良い!
月初に復帰しましょう!!!ということです。
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産休・育休で保険料免除でも年金受給額に影響なし
以前も記載しましたが、産休・育休中は給与所得者にはゴールデン期間です。
産休中は給与は支払われるのに、育休中は手当が貰えるのに、社会保険料と雇用保険料は免除されます。
ただ、これで将来の年金受給額が減ってしまっては意味がないですが、
保険料は払ったものとみなして計算され、将来の年金受給に影響なしです。
ですが、きちんと確認しましょう。
年金管理者を疑う訳ではないですが、個々人の事情はこれほど違うので、きちんと反映されているか確認しましょう。
自分の将来は自分で守るしかない!
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