お互いしゃべらない
独特の雰囲気
面会はいつも数分
3年前
母を東京から私が住む近くの終の家という施設に入所
花壇の草を摘み、トイレに詰まらせて大惨事
コンビニで買い物をすると、棚に乗っている菓子パン全てをかごに詰め込み大惨事
ほぼ24時間鳴る私の電話
仕事中も、就寝時も全ての時間に母からの電話
遂には、同じ施設の方に暴力
気付けば今の病院に入所
徐々に薬の種類が変わり
平行して、母は喋らなくなり、笑わなくなり、動かなくなり
母は生きている
それは母として生きているのか
本人に本人としての自覚があって生きているのか
もう誰にも分からない
私は母に会いにいくことが苦しい
それでも、母は待っているんじゃないかと、回復するのではないかと期待している
これから、あと何年母は生きているのか
あと何年この母を見続けるのか
あと何年期待して行けるのか
私が母を母と想い続ける事で
母は母として生きていけるのか
とりあえず
伝わらないと思うけど
母に育ててくれた感謝だけを
無言の空間で
伝えていこうと思います。
終わり