ロジカル・コミュニケーション No.1 | ゆうのなりきりスポーツコメンテーター

ロジカル・コミュニケーション No.1


ゆうのなりきりスポーツコメンテーター-countdown3
《最初に断っておきますが、長いです・・・^^; ・・・なので今日はこれだけにしようと思っています・・・》

随分昔・・・去年の8月に「ロジカル・コミュニケーション No.0」 というパイロット記事を書き名ながら、
その後、その難解なテーマから逃げてしまっていました 
気にはなってたんですよ・・・ブログパーツは外してしまいましたが、数少ない人気記事でしたから(;´▽`A``

よく、日本と欧米との比較の中で、日本語は言語構造の違いから議論向きではない と言われます
YesNoを先に言ってその理由を付け加えることの多い欧米系と、最後にYesNoを披露する日本語

私は比較的結論から物を言う方なので、しばしば誤解を受けることが多いようです
誤解というよりは最後までこちらの意見を聞いて貰えない傾向にあると言い直したほうが適切かもしれない
「なんだ、反対ならそれ以上私は聴く耳持たないぞ」と・・・
もう、最初のYesNoで、相手は感情的になってしまうみたいです(;^_^A
(そう言えば鳩山前首相の辞任会見で話題にちょっとなりましたがこれが正しい使用例です^^)

では、多くの日本人は感情的になってしまうのに、欧米人は怒らないのでしょう
いや、実際、海外ドラマなどでは感情爆発させるシーンは多くありますが、
理由を聞いてすぐ和解するというシーンを見ると
「そんなに怒る前に相手の言うこと聞いてやれよ」って思うこともあります(^∇^)

日本のドラマだと言いたい事を言えずに相手から追い出されてしまうシーンなんて結構ありますよね( ´艸`)
何年か経って「実はあのとき・・・」なんてお決まりのシーンだったり・・・(_ _。)

なぜ、日本人は相手の言うことを最後の最後まで聞かないと理解できないのでしょう
では、短時間若しくは瞬間では理解できないまま行動するか、立ち止まってしまいます

『パスだ』『走り負けるな』『速いクロスだ』・・・・
日本代表が召集され練習のテーマにする度に目にした言葉です
しかし、どんな状況であっても練習で実践したことを愚直にやり続けるのって・・・問題ですよね

サッカーというスポーツは選手に自由度が大きくあるスポーツです
自分の実力と相手の実力を戦術に反映しなければ多くの場合大きなしっぺ返しを喰らいます
そして、選手個人個人が瞬間の状況判断でプレイし、次のシュチュエーションを予想しながら準備をする
そういう当たり前のことがなぜできないのだろう

例の本 (←ナントカヨマソウトヒッシデス^^;)の中の巻頭の対談で、
元日本代表の相馬氏が『サッカーは論理的なパズル』だと感じたことがあると述べる件(くだり)があるのですが、
幾何学的にパスが繋がり相手を引き出してスペースを作ってそこへ走りこむといった様はパズル然としてます

幾何学の場合は公式に当てはめたり、論証をすることで解法していきます
しかしながら、そこには数式という『言語』を仮りながら回答を導き出しています

サッカーが幾何学に例えられるなら、数式に代わるものは、やはり何かしらの『言語』です、
『言語』をコミュニケーションツールとして使うためには、ツールとしての使い方を知らなければなりません

『言語』技術の訓練(ツールとしての使い方)を私たちは特に受けずにこれまで過ごしています
仕事で営業に配属されると慌ててその勉強をしたりするというレベルです (例えばYESBUT法とか・・・) 

ところが、このような訓練を受けなくても頭のいい人はある程度までフィーリングでできてしまいますが、
それを他人に伝えることは中々できないこともしばしばあることです

サッカーは団体スポーツですから、頭のいい人がフィーリングで試合を進めようとしても、
そのフィーリングを理解できなければ決して思い通りのプレイに結び付けられない
とするならば、論理的な思考で相手を納得させることができなければならない ということになります

バルセロナFCで展開される華麗なパスサッカーや選手間のトリッキーに見えるプレイも
カンテラ時代から繰り返し訓練された基盤の上に成り立つものだと何かで読んだことがあります
『なぜ』そこにパスを出すのか、その為にはパスの受け手はどのポジションにいなければならないのか
そこにはそうしなければならない論理があり、その論理を理解する選手がいなければ成立しません
論理を理解する為にはツールとしての『言語』の介在は不可欠

『なぜ』を解消するための言語技術の一つが『ロジカル・コミュニケーション』なのです
言語技術の習得をしない限り、ものを考える習慣が身につかず、
なんとなくフィーリングのまま、言われたことをそのままプレイに結び付けていれば『パズル』は解けません

『なぜ』を放置、若しくは隠している限り『連動』というキーワードはいつまで経っても成立しないのです

ペタしてシュート

『どうせ、誰もこのブログの検索なんかしないだろう』とサイドツールバーから『検索』を外していたんですが、
自分で書いた記事がどこに行ったか分からず、再度設置し直しました(><;)
「そうか、自分の為にあるものか・・・」と納得すること暫し・・・(^^ゞ