F2の開催に疑問符 | ゆうのなりきりスポーツコメンテーター

F2の開催に疑問符

FIAの事故調査調査委員会からの報告は未だなのに開催するのだろうか?
F1とF2の事故調査を指示:FIA Safety Commission 27/07/2009(F1通信)

「F1と同様に・・・ホイールテザー(※)は、ホイールが事故で外れないということを完全には保証できない」とジョナサン・パーマーは語る。
F2主催者 「マシンはF1の安全基準を満たしていた」(F1gate.com)
基準を満たしているから、後は事故が起ころうと関知しないという意味か?

それとも、シューベルト、マッサの事故を受けヘルメットを改良で済ませようというのか?ハッキリ言って800gの脱落物とホイールを含むタイヤの衝突衝撃は余りにも違いすぎ、ヘルメットの改良程度では役に立たない

    F2ドライバーのヘンリー・サーティース、レース中に事故死
   
     (コメントは消して見てください)

1:29:300のハインリッヒの法則は単なる統計ではなく、注意喚起をさせ、重大事故を防ぐ手段だ
1件 … 「重傷」以上の災害  29件 … 「軽傷」を伴う災害
300件 … 「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害

基準が妥当なものかの検証を行なわず、同じことを繰り返すのだろうか?
もし、原因が違っても重大事故が起こればレース自体の継続は不可能になる

誰も事故は望まないが、祈るだけでは避けられない
彼の死を無駄にしない為にも、安全なレース開催を望む

ゆうのなりきりスポーツコメンテーター-F2logo

※ホイールテザーとは、クラッシュ時にタイヤが飛散するのを防ぐために、ホイールとシャシーを繋ぐワイヤーを指す。F1では1998年から義務化されたが、2000年にコースマーシャルが死亡する事故が起きたことで、2001年から各タイヤに2本ずつをテザーを取り付けるこが義務付けられた。ホイールテザーには、ザイオンと呼ばれる非常に強度の高い繊維が使用される。
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