兵庫県篠山市の小学校です。
なぜ、このような遠方の小学校へ?
この小学校では積極的に様々な行事に参加したり、課外活動に取り組んでいます。
夏前には「M1」のような漫才大会も催しました。
今回も一週間後に迫った「演劇発表」に向け、発声などの表現技術を教えて欲しいと言われて訪れたものです。
校長先生なんて、生徒にとってはお爺さんに近い存在!その友だちとして紹介されましたから、僕もお爺さんのような印象を持たれたでしょうか(笑)
授業後に友人である校長に「子供の扱い慣れてるな!」と言われました。
大阪府堺市の小学校、中学校で約10年、出前授業をしてきました。そこで体験したことからの学びが、僕自身にもあります。
生徒に集中して聴いてもらうために工夫すること。
その一つに「質問する」があります。
「これは何の機材だと思う?」
「何で放送スタジオには、こんなにたくさんの照明灯があると思う?」
「競馬実況では、どうやって馬を見分けると思う?」
「野球実況中にアナウンサーはトイレに行きたくなったらどうすると思う?」
積極的な生徒が多い時は手を上げてくれます。
少し恥ずかしがり屋の人が多い場合は、目が合って答えてくれそうな人を指名します。
中学生以上になると指名しても「わかりません」と逃げることを覚え始めるので(笑)間を少しとって答えを言ってしまいます。
相手によって空気を読み、やり方を変えます。
今回は積極的な生徒が多かったので、手を上げて元気に答えてくれる人ばかりでした(^o^)
この頃には、普段の友人関係に戻ります(笑)
大学の講義で毎回学生に伝えることがあります。
「学生時代の友は一生の友、たくさんの友人を作ってください!」
これは僕が実感していることですから(o^^o)
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。