マツコ会議② | 現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

現役スポーツアナウンサーから学ぶ、スポーツ実況に特化したアナウンス講座! 

野球・サッカーの実況歴は各1000試合以上、競馬実況数は15000レースを超えています。数多くのシビアな現場を経験してきた現役アナが「喋るスキル」を通して、貴方の才能をアッという間にパワーアップします!

マツコ会議の放送翌日は、母校のホームカミングデーでした。

毎年、そのオープニングイベントの司会を担当しています。

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その後は京都競馬場へ。

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大学の職員や競馬場で会う方の何人かに「昨日、観ましたよ!」と声をかけられました^^;


普段も仕事でテレビなどに出演していますが、やはり影響力が全然違いますね!(笑)

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収録は、大阪の教室と東京のスタジオを繋いで行われました。

教室内には多くの中継スタッフがいて、受講生を含めると20人以上の人でキツキツの空間です…


打ち合わせが終わり、雑談をしていると「マツコさん、スタジオに入りました」との連絡が…

遠く離れた空間のはずですが、恐らく東京のスタジオと同等の緊張感が教室内にも漂ったはずです…


正直、僕自身も、ものすご〜く緊張しました(>_<)


またスポーツ中継とは異なる緊張感…身体がカチカチに固まるような、見えないロープで身体をグルグル巻きにされたような緊張感でした…

こんな緊張感は初めてです…

収録が始まり、鈴木レポーターが講座を紹介するコメントが入り口ドアの向こう側で響いています。

「あ、会話している雰囲気出さなきゃ…」

慌てて会話を繋ぎます、何気ない会話に見せるために(笑)


そこから収録は進んでいきました。

段取り通りとはいきませんが、様々なマツコさんのアドリブに受講生それぞれが対応しながら進んでいきました。

僕が一番浮き足立っていたと思います(苦笑)

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物怖じせず、マツコさんと渡り合う受講生を、頼もしくというより、むしろ尊敬の念で見ていました!

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僕が一番困ったことは、どうしても会話に「時間差」が出ることです。

インターネットで大阪と東京を繋いでいますから、3秒ほどの「時間差」が生まれます。

普段、瞬時に反応するスポーツ実況に慣れている身には、この時間差ある会話に戸惑ってしまいました。


それも含め、うまく対応していた受講生は本当に凄いなぁ、と思いました。


収録後、スタッフの皆さんに「盛り上がって、楽しかったです!」「東京の反応も上々でした!」とお褒めの言葉をいただきホッとしました。

また「マツコさん、スポーツのこと、それほど詳しくないはずですが、相当勉強してきていましたね〜」というスタッフの感想も。

確かに受講生へのアドバイスやツッコミは、とても鋭く、的を射たものでした。

それでいて「温かみのあるツッコミ」なのです。

一流の売れっ子タレントの凄さを垣間見ました。

そして同じ放送を生業としているものの、「別世界の人」とも思いました。


それぞれが一流の売れっ子タレントさんと時間を共有できたことを良き財産にしてもらいたいと思いますし、誰よりも僕自身が強くそう思いました!

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収録後は有志で打ち上げ(^o^)


放送も、とても丁寧に編集いただいていました。


番組は、たったあの30分を放送するために、多くのスタッフが情熱を注ぎ、労力と神経を使い、働いています。

実況というアンカーポジションにいる僕たちは、ついつい自分のやる事にいっぱいいっぱいになって、そのことを忘れがちです。

改めて、そんなスタッフに支えられていることも肝に銘じながら、より良きスポーツ中継を目指していきたいと感じました。


本当に素晴らしい機会をいただいた「マツコ会議」のスタッフの皆さんに心から感謝いたします。


そして、観ていただいた皆様、ありがとうございました。


ブログを読んでいただいた皆様、ありがとうございます!


以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。