大学の講義も前期は後半戦に入っています。
コミュニケーション実践論を教えていますが、コミュニケーションというと伝えることがメインになります。
でも、意外にもコミュニケーションは聴き手の影響が大きいです！
どんな話でも聴き手のリアクション次第で盛り上がります。
しかし、いい話でも聴き手のリアクションが薄いと盛り上がりに欠けます。
それがハッキリわかるペアワークを「聴き方」の授業では毎回やります。
話し手と聴き手に分かれ、聴き手にはスマホを持ってもらいます。
聴き手はスマホから一時も目を離さずに、話し手に対します(^^;;
その後、スマホを置いてもらって精一杯のリアクションをする聴き方に変えてもらいます。
「話に関心持たれてないのでツラい…」
「目を合わせてもらえないので心が折れる…」
「なんだか壁にでも話しかけている感じ…」
受講感想には様々な悲しそうなコメントが載っています(^^;;
でも普段、やってる人多いですよね？スマホ聴き…
「今後はスマホを置いて話を聴くようにします！」
そんな決意も受講感想には書いてあります。
人にされて嫌なことは、人にしない！
当然のことですが、気づかないと気をつけられません。
人といる時もスマホ…は避けたいですね…
僕は連絡などでスマホを見る時は、相手に断ってから見るようにしています(^^)
スマホは便利で楽しいツールで、今やなくてはならない相棒ですが、依存には気をつけたいですね！
一緒にいる相手を最優先にコミュニケーションは取っていきたいものです。
ツールが生活のメインになってしまっては、すこし寂しいですもんね。
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。