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金曜日は甲子園で「阪神vs広島」の中継でした!

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今季、早くも10連勝と強さを発揮している広島を甲子園に迎え撃つ3連勝中の阪神!


打ち合えば広島ペースになるので接戦に持ち込みたかった阪神!

そのためには先発投手の踏ん張りが不可欠という中で、メッセンジャー投手が好投しました。

負け投手になりましたが、ルーキー加藤投手も投げっぷりのいい投手で今後も苦しめられそうです…


この日は佐野慈紀さんが解説でした。


いつも投手論で面白い解説をしていただきますが、この試合では捕手論!

なぜ、広島は若手投手が先発でも好投でいるのか?


それは「捕手の構え方」にあるというのです。


捕手は、投手のコントロールミスが怖いのでコースギリギリにミットを構えることが多くなります。


でも若い投手がギリギリのコントロールなんて持ち合わせていません。


なのでアバウトにストライクコースに構える。

コントロールよりも、腕をしっかり振って思い切り投げてこい!というはっきりしたメッセージがあるのです。

捕手のリードというと、コーナーの使い分け、球種の使い分けをきっちりやるという印象でした。


しかし、投手のキャリアや持ち味によって、要求の幅を持たせるというのも大切なことなんだと思いました。

加藤投手はコントロールは荒れ気味でしたが、しっかり腕を振って、打者と勝負していました。

アバウトな要求で、打たれたら捕手の責任…

でも、それすら背負う覚悟がいる石原捕手。

石原捕手のチームへの貢献度、信頼度はハンパではないですね!


若手を育てるためのベテランの覚悟!

一般社会でも必要な要素だと思います!

若手がデビューしているウチの講座でも、参考になる話です!

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以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。